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【訃報】日本で最初の空手全国王者、金澤弘和氏が死去

2019/12/10(火)UP

日本初の空手全国王者の金澤弘和 國際松濤館 宗家・最高師範が他界した

 國際松濤館空手道連盟宗家・最高師範の金澤 弘和(十段)が12月7日死去した。88歳だった。同連盟ホームページが9日に発表、葬儀は故人の遺志により家族・近親者にて行い、後日お別れの会を開くという。

 金澤氏は1931年(昭和6年)5月3日岩手県生まれ。拓殖大学在籍時より松濤館流空手の開祖である船越義珍、日本空手協会設立者の中山正敏らに空手道を学んだ。
 1957年(昭和32年)10月、東京体育館にて日本で初めて開催された空手の全国大会『第1回全国空手道選手権大会』(日本空手協会主催)の組手の部において、右腕骨折ながら蹴り技だけで優勝し、蹴りの金澤と名を轟かせた。翌年の全国大会では組手、型部門ともに優勝を果たした。

昨年7月、87歳の金澤氏。新空手道で最後のインタビュー時に「山は富士、花は桜木、人は武士」と色紙にサインを入れた

 1960年(昭和35年)より、海外へ空手を普及する先陣を切ってハワイ、ヨーロッパ各国などで指導、世界の空手普及の基盤の確立に貢献。
 1978年、日本空手協会から独立し國際松濤館空手道連盟を設立。「調和の哲学」に基づいた空手の普及発展に努めた。

 著書に『空手六週間で強くなる!!』(福昌堂)、『空手組手全集―空手道・組手教範』(池田書店)、『我が空手人生(日本武道館)』がある。昨年12月に出版された『新・空手道 第1号』では18年7月に収録した事実上最後のインタビューが掲載されているが、高齢のため、言葉が少なめだったと編集者は語っている。
 この3~4年は高齢のため杖をつきながらも全国大会に出席していたが、昨年8月の全国大会では開会式に出席し会場を途中退席。今年8月の全国大会は欠席。大会関係者は自宅で休養していると話していた。

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