【ボクシング】田中恒成、調整は上々「正直モチベーションは高い」WBAインター王者トロハツ戦
12月31日(火)、東京・大田区総合体育館において3度目の防衛戦を控えるWBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)が27日、所属する名古屋市内の畑中ジムで報道陣に試合前最後の練習を公開した。
3度目の防衛戦は同級10位のウラン・トロハツ(26=中国)を迎えるが、決して侮れる選手ではない。デビューから5戦は2勝3敗だったが、2017年1月からは12勝1分で負けなしだ。今年3月に山内涼太(角海老宝石)にダウンを奪う判定勝利でWBAの地域タイトルでもあるWBAインターナショナルフライ級王座を獲得し、前回は10月に上海で田中公士(三迫ジム)に5回TKOで2度目の防衛を果たしている。
この一発のあるトロハツに25日のフェイスオフイベントで初対面を果たすと「身長も僕より大きいと思ったら小さかったですし、顔も歳の割に落ち着いた雰囲気かなと思っていましたけど、年相応で印象は違いました」と語った。
練習は軽いシャドーを1ラウンドと父でトレーナーの田中斉氏とのミット打ちを1ラウンド公開し、軽い調整で練習を打ち上げた。「体重の調整も今回はうまくいっている、問題無い」と3度目の防衛戦にも死角はない。
5年ぶりの東京での試合に「正直モチベーションは高い、試合が楽しみ」と体調の良さを伺わせた。
(取材・写真=植田洋介)
■王者:田中恒成 24歳
世界最速3階級制覇王者 現WBO世界フライ級王者
14戦14勝(8KO)
■挑戦者:ウラン・トロハツ 26歳
WBO世界フライ級10位 現WBAインターナショナルフライ級王者
17戦13勝(6KO)3敗1分
▼ウラン・トロハツのKO動画=18年4月かねこたけし戦
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