【ボクシング】大みそかに田中恒成がV3かけ井岡一翔と同日にW世界戦
12月31日(火)東京・大田区総合体育館にてボクシング世界3階級制覇王者でWBO世界フライ級王者の田中恒成(24=畑中)が19日地元名古屋のCBC放送特設会場で会見し、同級12位のウラン・トロハツ(26=中国)と3度目の防衛戦を行うと発表した。
田中は「8月に不甲斐ない試合をしてしまったので、年内に払拭できるチャンスが巡ってきてうれしいです」と今年8月24日、7回TKO勝利でV2を達成したものの、4Rにはダウンを奪われ、勝利後のコメントでも反省気味。しかし年内に訪れたこの一戦にはイメージ通りの試合で終えたいところ。この試合のテーマは「ジャブの差し合いで負けないこと」と語った。
対戦相手のトロハツは13勝(6KO)3敗1分の戦績。KO負けは無く畑中会長は「頑丈でリーチがある」と、トロハツを評する。リーチは田中より7cm長い。田中はKOで決めたいと口にしており、前戦の反省を全て出し今年を綺麗に締めたいところ。
なお、同会場では日本人初、世界4階級制覇王者で現WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(30=Reaon大貴)が11勝無敗のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)を迎え初防衛戦が行われる。(取材・写真=植田洋介)
♢選手データ
田中恒成(24=畑中)
身長164cm、リーチ161cm 構え:右
戦績:14戦全勝(8KO)
主なタイトル:世界3階級制覇王者で現WBO世界フライ級王者
ウラン・トロハツ(26=中国)
身長165cm、リーチ168cm 構え:右
戦績:17戦13勝(6KO)3敗1分
●編集部オススメ
・井岡の表彰式で目立ちすぎのラウンドガールは、まさかのミスマガジン
・W受賞の田中恒成、将来は海外試合、日本人初の4階級制覇も視野
・井上尚弥、ドネアのパンチで眼窩底と鼻を骨折しながらの勝利だった
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!