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【海外キック】国崇が敵地ベルギーで97戦目が決定、ヤッシーンと再戦

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2020/01/06(月)UP

キャリア96戦の大ベテラン国崇(左)がベルギー遠征、相手は2016年に撃破したヤッシーン(右)

 1月25日(土・現地時間)ベルギー・ブリュッセルにて開催される『King of Brussels』に元ISKAムエタイ世界フェザー級王者・国崇(39=拳之会)の出場が決定した。

 国崇は現在まで96戦54勝39敗3分(36KO)と、通算戦績が100戦に届こうかという大ベテラン。今回が97戦目となる。対戦相手は2016年6月にISKAムエタイ世界フェザー級タイトルを争ったヤッシーン・モゥタチ(ベルギー)。3Rに左ボディでKOして以来、約3年半ぶりの再戦だ。

初戦は強打のヤッシーンを左ボディで仕留めた国崇

 今回国崇が出場する『King of Brussels』が開催される会場のPalais12(パライス12)は、最大収容人数15,000人の大会場での一戦となるが、2019年4月にはこれまでの実績を称えられ、ジョルジオ・ペトロシアンに続く歴代2人目のISKA殿堂入りを果たした国崇に相応しい舞台と言えるだろう。2018年12月にカルロス・コエーリョに奪われたISKAムエタイ世界フェザー級のベルトを奪還するためにも、大観衆の前で是が非でも勝利したい一戦だ。

2019年4月にISKAの殿堂入りを果たした国崇、ペトロシアンに続く2人目の快挙

 国崇はヤッシーンとの初戦を振り返ると「拳之会興行に招聘した海外選手で、一位、二位を争うくらい強い選手で苦戦もした」と、かなりの強豪であったことを告白。ヤッシーンから見ればリベンジ戦となるため「相当気持ちも篭っている事でしょう」と警戒するが、「それはこちらも同じ気持ち」と苦戦を強いられた初戦の仕返しをする構えを見せる。「今回は敵地で実力の差をしっかり見せ付けて勝って、美味しいベルギーワッフルを食べて帰りたいと思います」と意気込みも十分。100戦が目前に迫る国崇は相手のホームで快勝し、ベルト再挑戦に向け弾みをつけることが期待される。

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