【ONE】タイトル戦目指す山口芽生、無敗のフィリピン強豪ヤンキーに「極めに行く」
2月28日(金)シンガポール・インドア・スタジアムで行われる『ONE:KING OF THE JUNGLE』の事前イベント『ONE SCRAMBLE Vol.3』が18日都内で開催。
4連勝中と絶好調の中、タイトルマッチ挑戦を待つ山口芽生(V.V.Mei/37=RIKIジム/和術慧舟會GODS/ハイブリットファイター)は、フィリピンのデニス・ザンボアンガと対戦する。
当初、過去に2度試合が流れているメン・ボー(中国)と対戦予定だったが、急遽ザンボアンガに変更。直前の変更となってしまったがMeiは「やることは変わらず、動いて極めに行きたい」と、タイトル挑戦を引き寄せる5連勝目に向かって邁進すると誓った。
そのザンボアンガはMMA6戦全勝という好成績を残す新鋭。フェアテックスジムでONE二冠女王のスタンプ・フェアテックスとスパーリングを行っているというザンボアンガの印象を問われると「フィリピンのヤンキーという情報が入った」と場を和ませたMei。しかし「映像を見ても荒々しい感じ。寝技も打撃もバランス良くこなしてくる選手」と決して油断できる相手ではないと構えた。
16年にアンジェラ・リーと『ONE世界女子アトム級王座決定戦』を行い、判定負けで王座を逃し、18年5月にもリーのタイトルに挑戦するが、再び一歩及ばす。以来、タイトル再挑戦間近と言われ続けながらも待ち続けている山口は「自分が『もう(タイトルマッチを)やらせるしかないな』というパフォーマンスをすれば実現できると思うので、組まれないのは実力不足」と、原因は自分にあると謙虚にコメント。「周りからも声が確実に出るように、それなりのものを見せないといけない」と、勝ち方が問われる一戦であると考えを示した。
なお、今回の無観客試合となった点については「自分が総合をやり始めたときは、ほぼ無観客のような状態でやっていたので、特になんとも思いません」と、女子格闘技黎明期から戦い続けている山口ならではの平常心。コロナウイルスに対する対応は「いつもよりも準備して、減量を含め体調を整えて現地入りするしかないと思います」と、事前からの綿密な準備で対応すると、こちらもベテランらしい落ち着きのある心構えを見せた。
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