【KHAOS】難聴の古宮晴がプロデビュー戦、無観客も「熱い試合をカメラの向こうに見せる」=K-1vs代理戦争対抗戦
4月4日(土)東京・新宿FACEで開催される『KHAOS.10』の前日記者会見が、3日(金)都内にて行われた。今大会は、先日の『Krush.112』に続いて新型コロナウイルスのため、無観客試合で開催されることになった。毎回異なるテーマで開催されるKHAOSだが、今回はK-1選抜とABEMA『格闘代理戦争』卒業生による“7対7 全面対抗戦”が行われる。
メインイベントの大将戦ではK-1選抜・目黒翔大(20=優弥道場)と格闘代理戦争・古宮晴(16=昇龍會/SKR連合)が対戦する。
古宮は難聴のハンデがありながら『格闘代理戦争』で史上初の3タテを達成、今回プロデビューを迎える。対する目黒は第7回K-1アマチュア全日本大会のAクラス-60kg優勝者で前々回の『格闘代理戦争』にも出場している。
意気込みを求められた古宮は「計量を終えて今はホッとしています。明日は無観客なのですけど、しっかり熱い試合をカメラの向こうに見せるように頑張りたいなと思っています」と挨拶。
目黒の印象について聞かれると「体がデカいな、筋肉もあるなと思って(計量時に見て)強そうだなと思っていました」と強敵だと認識している。その相手に勝ち切るため、「1秒たりとも気が抜けない試合で、目黒選手も強いし、映像を見ながらどこに隙があるかその対策をいっぱい考えて練習してきました」と語るように対策を練ってきた。
今大会を締める大将戦の意気込みについて聞かれると「この大会の最後の試合なので、“この大会をやってよかったな”っていう盛り上がりで終わらせたいなと思います」とファンに熱戦を届けるとした。
対する目黒は「計量が終わってやっと明日試合をする権利を得られました。明日は無観客試合となってしまいましたが、世の中大変な状況になっている中で試合をさせて頂くので、ABEMAで見てくださっているみなさんにパワーを与えられるよう絶対勝ちます」と勝利を誓う。
古宮を見て「前回記者会見で横に並んだとき横幅があって、ガタイがいいなという印象があったんですけど、今日見て、だいぶ絞ってきたんだな」と減量幅を感じたといい、「明日は無観客なんですけど、本当に自分らしい戦いを」といつも通りの試合をすると語る。
普段の試合では綺麗に戦うことを意識しているという目黒だが、「ガチャガチャでも戦える、今までとは違う自分を見せられるんじゃないか、モデルチェンジした自分を見せたいなと思っています」と近距離の打ち合いを予感させる発言を残した。
大将戦は対抗戦の鍵を握る試合になりえるが、「3勝3敗で来てくれた方が。緊張はそんなにしないですね。むしろ楽しめる。3勝3敗で来ても自分の試合に集中するだけなので、3勝3敗で来て盛り上がる」とファイナルマッチとなる試合が盛り上がると予想する。
最後に「今世間が大変なことになっているんですけど、自分は熱い試合をして皆様がパワーを受けられるように精一杯頑張って勝ちたいと思います。この髪のように真っ赤に燃えてすごいパワーを届けられるように頑張ります」と意気込んだ。
その他にも今回の対抗戦で『格闘代理戦争』で活躍した選手たちがデビュー戦を迎え、K-1で活躍する選手たちと激突する。無観客試合となった今大会で選手たちは、どんな激戦を見せてくれるか目が離せない。
なお、K-1選抜vs格闘代理戦争は全7試合が開催され、全員が計量パスした。
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