【フィットネス】なべおさみ、年齢の81回スクワット成功で驚異の若さの秘訣を語る
■81歳でもヒザ、腰をこわざず、体を維持できるコツは?
しかし、御年81歳、通常はかなり難しい。関節の使いすぎで軟骨がすり減るのではと思ってしまうが、それもないし、背中も曲がらない。そこでなべさんに電話インタビューをさせて頂いた。
「体を長持ちさせる秘訣はね、1番は禁酒禁煙。2番は食べ過ぎない事。内臓を痛めないようにすることですね」と語る。長男でタレントのなべやかんさんも、父親がお酒タバコをたしなむ姿は見たことがないという。
(公財)骨粗鬆症財団のWEBサイトによると「タバコは胃腸の働きを抑え、食欲をなくし、カルシウムの吸収を妨げます。お酒には利尿作用があるため、いったん吸収されて体内に入ったカルシウムが、必要な分まで排泄されてしまうこともあります。お酒はつい飲みすぎてしまうことを考えると、たばことお酒は骨粗鬆症になる危険因子の1つということができます」と書かれている。
また、多くのアルコール摂取によって分泌される「コルチゾール」には筋肉の分解を促進させてしまう作用があり、筋肉量の低下につながってしまう。そして肝臓はアルコールを分解している間は、脂肪の分解が止まってしまうとも言われる。大量のアルコールを分解するのに時間がかかると、その間、脂肪の分解が止まってしまうため、肥満の要因にもなる。よって飲酒は筋肉を落とし太らせる原因となるのだ。
さらになべさんは「胃もたれする程食べない。腹八分を定番にする、白いものを食べすぎない適度な糖質制限。間食はしない」と自身の内臓を守る大切さを付け加えた。
そして「良く寝て、夜更かしをしない」という生活リズムについても語った。睡眠時間が短い、または夜更かしは前述した筋肉を分解するコルチゾールが多く出てしまう。コルチゾールはストレスホルモンと言われ、ストレスを感じた時に、戦う体勢に入るべく、血糖値を上げ、血中に糖を送りエネルギーに変える。体内のエネルギーを使うからか、コルチゾールが上がると食欲が上がることが分かっている。さらに、それが常にストレスのある環境下にいたり、戦う必要のないときに出過ぎたりすると、血糖値を上げ、糖の代わりに体内の筋肉まで分解しエネルギーとして使おうのだ。
「スポーツ選手を引退したら太ってしまうのではなく、体型が変わらないイチローさんを見習ってほしいですね」と語った。
大食い、夜更かし、飲酒が楽しみな人もほどほどに。食事はお腹を満たすためだけでなく、数年後の自分の体に表れると言われる。お酒が大好きな人は腹八分ならぬ酒八分からはじめるといいかも。
▼【動画】驚愕、なべおさみの81回のスクワット(なべおさみチャンネル)
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