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【ボクシング】ロマチェンコvsロペスの4団体統一戦が10月開催へ、ファイトマネー総額5億円

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2020/08/13(木)UP

ロマチェンコ(右)の4団体制覇戦は10月へ。写真はリナレスとの一戦(Getty/eFight)

 世界ライト級3団体統一王者ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ)が4団体統一へ向け、IBF同級王者テオフィモ・ロペス(23=米国)との試合の契約が成立した。ESPNほか、海外メディアが報じた。

 開催時期は、「ESPN」のスティーブ・キム記者の報告によると10月17日(土)としているが、他ニュースサイトでは10月10日(土)としている。
 また、「The Athletic」のマイク・コッピンガー記者は情報筋によると10月中旬から後半と語り、PPVではなくESPNでの中継となると報じている。
 会場は米・ラスベガスのMGMカンファレンス・センターが有力だ。

 以前から両者の対戦が交渉されてきたが、ロマチェンコは350万ドル(約3億7千万円)のファイトマネーで同意したものの、ロペスは125万ドルのファイトマネー提示では不満を示し、これまで合意が得られなかった。しかし、海外の報道によるとロマチェンコがファイトマネーを325万ドル(3億4千万円)に減らす事を承諾。昨年4月のクローラ戦の320万ドルとほぼ同額となった。減らした25万ドルをロペス側に移し、ロペス側は150万ドル(1億6千万円)のファイトマネーになったことで合意に至った模様だ。

 ロマチェンコは2度の五輪金メダルを獲得しプロ14勝(10KO)1敗で現WBAスーパー・WBC・WBO世界ライト級統一王者。
 一方、IBF同級王者のロペスは22歳のと若く伸び盛りで、リオ五輪代表選手を経てプロ戦績は15勝(12KO)無敗と高KO率を誇る。19年7月にOPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義とIBF世界ライト級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(118-110×2、119-109)の判定勝ちで王者リチャード・カミーへの挑戦権を獲得。そして5ヶ月後の12月14日、IBF世界王者カミーと対戦し、2回1分13秒TKO勝ちを収め王座を獲得している。この若き王者にロマチェンコは勝利し4団体制覇となるか。

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