【KNOCK OUT】小川翔『創世のタイガGP』で優勝し、西岡蓮太に「ぜひリベンジしたい」
9月13日(日)東京・後楽園ホールにて開催の『KNOCK OUT CHAMPIONSHIP.2』(第2部)で実施される、4人の各団体のチャンピオンが集結する『創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント』(創世のタイガGP)。このトーナメントに参戦する小川翔(OISHI GYM)のインタビューが主催者を通じ届いた。
“サイレントスナイパー”こと小川は名門OISHI GYMで腕を磨き、REBELS-MUAYTHAIライト級、蹴拳ムエタイスーパーライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOSTCUP日本スーパーライト級と次々と国内タイトルを奪取。
また、トーナメント参戦4選手の中で唯一、今年2月に続くトーナメント連続出場となる。
昨年11月の岡山ジム主催興行で行われた65kgトーナメントでは、2回勝ち上がり、決勝で“破壊獣”タップロン・ハーデスワークアウトに惜しくも判定負けを喫している。今年2月の「無法島64kgGP」(無法島GP)では、1回戦で西岡蓮太に延長でのスプリット判定負け、同7月の『RISE on ABEMA』でも白鳥大珠に惜しくも延長判定負けを喫した。
結果的に現在小川は3連敗中だが、対戦相手と試合内容から評価は上がっているとの見方もある。無法島GPで優勝した西岡は、小川との1回戦で苦戦したことを認め「(3試合して)小川選手のカーフキックが一番痛かった」と振り返るほど。
しかし、小川本人は「評価していただくのは嬉しいですけど、自分としては結果を残せてないんで…」と、結果が付いて来ていないことへ気をもんでいるようだ。
今年7月の白鳥戦では試合後のダメージも無く、自分で蹴った足が少し痛かったぐらいだという。「練習通りに動けた試合でした。でも、負けちゃったんで……。いつまでも引きずってもしょうがないんで、すぐ『創世のタイガGP』に切り替えました」と振り返る。
小川はプロ55戦で一度もKO負けがなく、試合中に「効かされた」という経験がないという。その理由は、6歳から空手を始め、ずっと練習を続けていることで、体の丈夫さや基礎がしっかりと身についており、相手の攻撃を反射的に少しずらし、まともに貰うことがないからだろうと自身では分析している。今回のトーナメントで改めて強さを示し、結果を残すことで悔しい負けを全て取り返したいところだ。
最近は64~65kgという重めの体重で試合しており、対戦相手との身長差やリーチ差というハンデがあった小川にとって、今回の61.5kgという適正階級のトーナメントは、大きな相手と戦ってきた経験を生かせる場になる。
1回戦で対する重森陽太は身長177cmで、小川と比べ5cm上回るが「背が高くてリーチがありますけど、僕は海人選手や白鳥選手(ともに180cm)と試合してきて、デカさは問題ないかなと。組みの対策をしっかりとして勝ちます」と宣言。
決勝戦では、昨年5月のホーストカップでヒジで切られた髙橋一眞(3R ドクターストップで小川がTKO負け)にリベンジしたいと意気込む。
世界のベルトを目標とする小川だが、新型コロナウイルスの影響で現在海外にも行けないことから、まずは「目の前の『創世のタイガGP』に優勝して、61.5kgREDルールのチャンピオンになったら、ぜひ西岡蓮太選手にリベンジしたい」と語る。
西岡について「駆け引きの上手さを感じたんですけど『強さ』は感じなかった」と言い切る小川、果たして創世のタイガGPチャンピオンとなり、無法島GPチャンピオンへのリベンジ実現となるのか注目だ。
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