【RISE】2冠王・西岡蓮太が殴り込み、原口健飛と関西対決=-63kgトーナメント
10月11日(日)横浜・ぴあアリーナMMで開催される『RISE DEAD OR ALIVE2020 Yokohama』の会見が、9月12日(土)都内にて行われた。
RISEは、今年4月に開幕予定だった、強豪外国人参戦の『RISE WORLD SERIES』の延期を発表し、代わりに日本人4選手によるワンデートーナメント[RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント]を開催する。KO賞も準備されており、優勝賞金が500万円だ。
準決勝(2)では、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM /第6代RISEライト級王者)vs西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者/初代KNOCK OUT-64kg王者)の好カードが決まった。
原口は、三日月蹴りや強靭なフィジカルを武器に、ここまで18戦16勝1敗1分と抜群の勝率を誇る、RISEライト級王者。今年の7月にはヴィトー・トファネリに判定勝利、8月のRIZINでは大雅から3度のダウンを奪い、1R KO勝利している超強豪だ。
トーナメント参戦選手を見た原口は「実力は、みんな同じくらいなので当日やってみないと分からないですけど、このトーナメントは、自分が白鳥選手とやるために開催されたと思っている」とファン待望の一戦の実現を見据える。
西岡については「同じ関西で対談させてもらって、お互いシュート(ボクシング)とRISEを極めて、やれたらと思ったけど(時期が)早くてめちゃくちゃ嫌ですね。でも、申し分ない実力でタイトルも持っていますし、先輩ですけど、胸借りるつもりで倒します」と、相手に敬意を払いつつも、KO宣言した。
対する西岡は、シュートボクシング期待の王者で、大月晴明や不可思など他団体のトップ選手と拳を交え、経験を積んできた。今年の2月には、KNOCK OUTのワンデートーナメントを制して、見事ベルトを獲得。-63kg最強を決めるのに相応しい選手が、RISEのリングに殴り込みだ。
西岡は、自身がこのトーナメントに参戦することで、この階級で真の最強が決まると考えていた。「僕が外に居たら(トーナメントは)本当の最強と言えない。今回は、獲らないといけないという気持ちですね」との意気込みを語る。
初戦で激突する原口は、トーナメントの中で最も実力があると西岡は分析している。「抽選で(相手を)選べていたとしても、この中で一番強いのは原口選手なので、最初に潰すことを選んでいました。ノリに乗っていて、怖い武器をいっぱい持っていますけど、潰しにいかないといけない。メンタルで食いに行けるようにしたいと思います」と、ギラついた表情で述べる。
西岡には、他団体2冠王者としてのプライドもある。「2つの団体のベルトを持たせて貰っているので、2つ分のプレッシャーを良いプレッシャーに変えて戦います。KNOCK OUTでは、1日3試合勝って優勝していて、自信はあるので、それをぶつけたい」と、これまでのキャリアでの経験を糧に戦うとした。
<対戦決定カード>
▼RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント 準決勝 (1) 3分3R /延長1R
白鳥大珠(TEAM TEPPEN / RISE WORLD SERIES-61kg世界王者、第5代RISEライト級王者)
vs
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK /スックワンキントーン スーパーライト級王者)
▼RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント 準決勝(2)3分3R /延長1R
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM /第6代RISEライト級王者)
vs
西岡蓮太(龍生塾/SB日本ライト級王者、初代KNOCK OUT-64kg王者)
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