【RIZIN】“背水の陣”で勝利を掴んだ扇久保博正「負けたら辞めようと思っていた」
11月21日(土)大阪城ホールにて開催された『Yogibo presents RIZIN.25』の[セミファイナル(第9試合)RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)肘あり]において、瀧澤謙太(26=フリー)に判定3-0で勝利した、扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が試合後のインタビューに応えた。
扇久保は、今年の8月に朝倉海とのバンタム級王座決定戦に出場したが、朝倉にサッカーボールキックを浴びて1RTKO負けを喫して、再起戦に挑んだ。試合では、扇久保が3Rにパンチから左ハイキックを繋げて瀧澤をダウンさせるなど印象を残す。テイクダウン後は、瀧澤が立ち上がるも、扇久保はすぐに組みつきテイクダウンしてグラウンドへ戻すなど、粘りを見せて判定勝利した。
今回の試合に挑むにあたり、扇久保は「今回負けたら(格闘技を)辞めようと思っていたので本当に嬉しいです」と喜びを表現。瀧澤については「もっとガンガン来ると思っていたが、そこが少しだけ違いました」と、基本は想定内の動きだったと印象を語った。
左の蹴りを何度もヒットさせた扇久保。「打撃をやりながらテイクダウンして一本狙っていく作戦でした。向かい合った時に距離が僕の距離で、打撃でもいけると思った」と相手と対峙して、自身の蹴り技が当たると確信したという。一方の瀧澤は試合後の会見で「左ハイが見えなかった」と話している。
引退を懸けて挑んだ理由を聞かれると「ここで負けてるようでは、先へは進めないと思った。それくらいの覚悟で挑んだ」と背水の陣の想いからだとした。
今後については「まだちょっと何も考えられない」といい、「朝倉選手、堀口選手とやるためにはもう少し勝ち続けて、別の選手とやって勝ち続けて、戦えればいいなと思います」と再びRIZINバンタム級タイトルマッチに挑戦する意志を見せた。
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