【RIZIN】山本美憂と王座を争う浜崎朱加、一本勝ち宣言も「タックル怖い」と警戒
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』で山本美憂(46=KRAZY BEE/SPIKE22)とRIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチで対戦する浜崎朱加(AACC)が公開練習を行った。
浜崎は15年に米Invicta FCでアトム級王者となって日本人初のMMA世界王者となり、RIZINでも18年末に初代スーパーアトム級王者に。同王座は昨年末ハム・ソヒに敗れて失ったが、今年8月の『RIZIN.22』でDEEP JEWELSアトム級王者の前澤智(リバーサルジム立川ALPHA)に2R一本勝ちを収め、その強さに死角はない。
試合まで3週間を切り、調子も良くワクワクし、早く試合がしたいという浜崎は公開練習でMMAグローブでの軽快なミット打ちを行い、鋭いジャブやキレのあるコンビネーションを披露した。
今回のタイトルマッチについて「2年前の大晦日にベルトを獲って、去年ベルトを獲られて、また今年タイトルマッチに挑戦させてもらえるので、ベルトへの想いというよりは、山本選手に勝ってみんなで喜びたいなという気持ちの方が強いです」という浜崎。
みんなで喜びたい、という”みんな”とは「チームであったり、会場や画面で応援してくださっている皆さん」だという。
対戦相手の山本の動画は試合が決まってからまだ見ていないという浜崎だが、今までの山本の戦い方は何となく頭に入っているという。「あまり戦略を立てるタイプじゃないので自分の得意な形でやりたいことをやれれば勝機につながるかな」と語る一方、「あと3週間弱ですが、(所属するAACC代表)阿部(裕幸)さんと、美憂さんの試合映像を見て対策できればと思います」と戦略準備にも余念がなさそうだ。
新型コロナウイルスの影響もあり、ジムが開いておらず数ヶ月練習できず、復帰明けはスタミナが落ちて大変だったが、すぐにリカバリーできたので問題はなかった様子。
過去に山本と練習した事があり、その際は同階級にはない力の強さを感じたという浜崎だが、自身が山本よりも優れている点には経験と極めの強さ、とコメント。「極めの強さと経験、試合数をこなしていないので経験といっても、そんなにないですが。見ている方も、私が極める所を見たいと思うので、しっかり一本で勝ちたいと思います」と一本勝ちを宣言する。
山本のハム・ソヒ戦を会場で観ていたことに対しては、山本がタックルでソヒを寝かしきれなかった印象が強く残っており、「ハム・ソヒ選手の体の強さや対策でそうなったと思うんですけどタックルで寝かせられたら怖いなという部分があるので、そこは警戒して行かなきゃなと思います」と慎重の様子。「私がいちばん苦手なタイプでもあって。相性はあまり良くないと思いますが、経験値でそこを埋めて極め切れればと思います」と試合への展望を語る。
最後に浜崎はファンへ「今、コロナで会場に来られない方もいらっしゃると思いますが、少しでも皆さんを元気にできる試合ができればと思っています。応援宜しくお願いします」とコメントを送った。
●編集部オススメ
・大晦日に浜崎朱加vs山本美憂のタイトル戦など、6カード追加決定「この5年間で最高のマッチメイク」(榊原代表)
・女子王座決定戦に挑む山本美憂「集大成を見せる」対する初代女王・浜崎朱加「最高の舞台で最高の相手と最高の作品を」=大晦日
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!