【ボクシング】カネロが計量パス、フェイスオフで火がついた? アッパー3発のシャドー連打
2月28日(日・日本時間)、世界4階級制覇王者でPFP1位のサウル”カネロ”アルバレス(30=メキシコ)のWBC世界スーパーミドル級&WBA世界同級スーパー王座の防衛戦に先立ち、試合の行われる米ラスベガスにて本日27日、前日計量が行われた。
対戦相手のWBC同級2位のアヴニ・ユルドゥルム(29=トルコ)とともに167.6ポンド(76kg)で計量は1発でパス。約15秒のフェイスオフのあと、互いにマッスルポーズ。そしてカネロはフェイスオフが終わり、闘志が燃え上がったのか突然アッパーカット2〜3発を放つシャドウをして見せた。
そして「僕はいつもパーフェクトな試合をしたいと思っている」カネロは計量後に強く意気込んだ。
昨年12月、WBAレギュラー王者だったカネロは、WBAスーパー王者だった無敗のカラム・スミスに勝利。その試合で空位だったWBC同級王座もかけられており新王者に。それから2ヶ月、ユルドゥルムがWBCから挑戦者に指名され戦うことになった。
両者は昨年夏にWBC空位の王座を争う予定だったが延期に。今回ようやく実現した。
この一戦の予想は圧倒的にカネロが有利。イギリスのブックメーカーウイリアム・ヒルでは1.02対15と大きく差がつく。カネロの戦績は54勝(36KO)1敗2分。ユルドゥルムは21勝(12KO)2敗。勝利数、KO数ともカネロの半分以下。ゴロフキンなど多くの王者と戦ってきたカネロとは流石に差があるだろう。
ユルドゥルムの前戦は19年2月にWBC同級王座で10回にまぶたを切り負傷でのTKO負け。それ以来2年ぶりのリングとなる。
この試合に向けユルドゥルムは元世界2階級王者のティモシー・ブラッドリーなどのトレーナーを務めてきたジョエル・ディアスを招きトレーニングしている。ディアストレーナーは「チームで準備をすれば 勝利を手にすることができる」とする。練習動画を見ると、これまでの前に前に出る直線的な試合スタイルから打ってはサイドに動くなどのトレーニングを重ねる。
果たして不利な予想のユルドゥルム、どこまでカネロに対抗できるか。
互いに右ボクサーファイター、身長はアルバレス173cm、リーチ179cm、ユルドゥルムは身長182cm、リーチ178cm。
なお、この一戦は28日、DAZNで日本でも生中継される。
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【放送情報】
タイトル:WBA/WBCスーパーミドル級タイトルマッチ
日時;2021年2月28日(日)9時~
配信:DAZN
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