【女子MMA】中井りんがYouTube動画開始、驚くべき体力見せつける
3月8日、中井りん(34=修斗道場四国)がブログを更新し、自身のYouTube動画をアップしたことを明かした。
中井は圧倒的なフィジカルを武器に初代VALKYRIE無差別級王者、初代バンタム級クィーン・オブ・パンクラシストのタイトルを獲得している。19年にはDEEP JEWELSにも参戦しKO勝利、同年10月にはKINGレイナの体重超過により代打で緊急参戦したが見事1本で勝利を飾った。それ以降、約1年半、試合には参戦していない。
中井はブログでまず「私に追いつける日本人は居ない、私が年を取って弱くなってから、私に挑戦して私に勝ち、『新旧交代』の様な事を考えているのだろう、卑怯なやり方だ」と気を吐く。
続けて「急に思いついて今朝朝練のトレーニングの1部を撮った」とし、フィジカルメインのトレーニング風景のYouTube動画をリンクしている。
動画の冒頭では、公園の鉄棒でマッスルアップを行う姿を披露。
マッスルアップは懸垂からさらに上半身を鉄棒の上まで引き上げる、体操トレーニングの代表種目。上半身の全ての筋肉と体幹を鍛えることが出来、難易度は高い。
中井はこのマッスルアップを軽々とハイペースで20回行って見せた。ブログにはこれを5セットしたと書かれており、驚異のフィジカルが伺える。
続けて重りをつけてのロープクライミング(綱のぼり)を行う。
動画では3回のみ登っている様子が映されているが、ブログには10セット行ったと書かれている。なお重りは30キロ(15キロのプレート2枚)とのことで、女子フライ級(-56.7kg)で戦う中井の体重の半分以上の重さをつけていることになる。
さらに高速シャドーボクシングも披露。体幹のブレもなく、息継ぎの時間もほぼ見られない無呼吸シャドーの連続だ。ブログにはこのシャドーを5分3セット行っていると書かれている。
動画には映っていないが、ブログによるとこれらは「朝練、長距離ランニングの後」のものであり、さらに「その他格闘技の技術練習、技の反復練習などを行う」とある。
ブログの終わりには「総合格闘技を初めた頃は、フィジカルトレーニングの種目数やセット数や扱う重量や強度も今の20倍くらいはやっていた、ベンチプレス120キロスクワット200キロまで上げていたけれど、その様なヘビートレーニングをする必要は無い、今はやっつけ仕事でさっと軽く流す程度にしか行わない」とこのトレーニングたちは、どうやら最低限の習慣化されているもののようだ。
この動画が「中井りん」と名付けられたYouTubeチャンネル初の投稿となる。他の格闘家たちのような編集も無い繋いだだけのものだが、そのシンプルさが逆に中井のフィジカルの凄みを伝えるものとなっている。
今後も中井による凄まじいトレーニング動画たちが投稿されてゆくのだろうか。
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【UFC】中井りんとミーシャ・テイトが計量パス、中井はハイレグ&戦国武将姿
・中井りん、ムエタイベースのゲオチャイにあえて立ち技で挑み圧巻のTKO勝利
・【パンクラス】5・19中井りん、うさぎのコスプレで計量パス
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!