UFCがPRIDE名勝負を公開、“火の玉ボーイ”五味の失神KO勝利&乱闘、ヴァンダレイの膝で大流血KOなど4戦
総合格闘技(MMA)世界最高峰のUFCは13日、公式YouTubeチャンネルで「4 Memorable Moments in PRIDE FC History」と題して、1997年から約10年間に渡り世界のMMA界を牽引した「PRIDE」の記憶に残る名勝負4戦のハイライト映像を公開した。
最初に紹介された名勝負は、2004年10月に開催された「PRIDE28」でのミドル級タイトルマッチ、ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)vsクイントン・ランページ・ジャクソン(米国)戦。王者ヴァンダレイと挑戦者ジャクソンは前年11月に行われたミドル級GP決勝で対決しており、その時はヴァンダレイがヒザ蹴りで初回KO勝利。
再戦となったこの試合では、序盤にジャクソンが優位に試合を運ぶも、2Rに息を吹き返したヴァンダレイが同じくヒザ蹴りで失神KO勝利!うつ伏せに倒れたジャクソンから大量の血がしたたり落ちる姿は何とも衝撃だ。MMAの歴史に残る壮絶なKO劇としてファンの記憶に残った一戦となった。
また、“火の玉ボーイ”こと五味隆典も登場。2005年5月に開催された「PRIDE武士道-其の7-」でのルイス・アゼレード(ブラジル)戦が紹介されている。
五味はこの試合まで、元UFC世界ライト級王者のジェンズ・パルヴァーを含む5試合連続の1Rフィニッシュ勝利を決めており、軽量級世界最強の呼び声が高い団体のエース。対するアゼレードはヴァンダレイ擁するブラジル常勝軍団シュートボクセの軽量級エース。
試合は緊張感あふれる打撃戦の中、序盤はアゼレードの猛攻に押された五味が防戦の展開。しかし、五味は反撃モードに転じるや否や、アゼレードをコーナーに追い詰めると、左右のフックで劇的なKO勝利。倒れたアゼレードへの五味の追撃や、リング上で両陣営入り乱れての騒ぎも、この試合をよりドラマチックなものに仕立て上げた。
このほか、元UFCミドル級世界王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)が、2003年3月の「PRIDE25」でカーロス・ニュートン(カナダ)を飛びヒザ蹴りでKOした一戦や、2004年6月に開催された「PRIDE GP 2004 2nd ROUND」で、世界最強と謳われたエメリアーエンコ・ヒョードル(ロシア)が、元UFCミドル級王者のケビン・ランデルマン(米国)を、ランデルマンの垂直にマットに叩きつけるスープレックスを受けながらも、すぐにチキンウイングアームロックを極めた名勝負が、紹介されている。
▶︎次ページ(動画)は、PRIDE史上記憶に残る名勝負の映像
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