【ベラトール】ヒョードルの次の引退試合にアリスター・オーフレイムが浮上
総合格闘技界のレジェンド、エメリヤーエンコ・ヒョードル(44=ロシア)の引退試合について、PRIDE、K-1、DREAMで活躍し、先日にUFCとの契約解除が報じられたアリスター・オーフレイム(40=オランダ)が対戦相手になる可能性が浮上した。
ベラトールのスコット・コーカー社長は1日の米格闘技メディア「MMA Junkie」の取材で、ヒョードルについて言及。
先日にヒョードルが新型コロナウィルスに感染したことに触れながら「彼の状態はよくなっている。すぐに練習を再開させるだろう。数ヶ月以内には、試合が出来るはず」と、昨年から口にしていたヒョードルの次戦について現状を報告。
来週ヒョードルと具体的な話をする流れで、実施は夏の終わりの時期(8月末から9月)を検討していることを明らかにした。
気になる対戦相手について、コーカー社長は未定だとしながらも“レジェンド対決”をマッチメイクのテーマに掲げながら、先日にUFCをリリースされたアリスターと、同じくUFCと契約解除となった元UFCヘビー級王者のジュニオール・ドス・サントス(37=ブラジル)の名前を挙げる。
「(ヒョードルの対戦相手として)彼らに興味がある。私達は彼らと2年や6試合などの長期契約をするつもりはないし、育てるつもりもない。その理由は彼らは既に成し遂げ、自分達の強さを証明し終えているレジェンドだからだ」と語った。
アリスターやドスサントスと契約したとしても、それはヘビー級トップ戦線の充実が目的ではなく、あくまで皇帝ヒョードルの“メモリアルファイト”の相手としてのワンマッチかそれに相当する契約にとどまることを示唆した。
総合格闘技界レジェンドのヒョードルは、既に引退を表明しているが、ベラトールとの間に3試合の引退ツアー契約を結んでおり、第1戦目は日本で19年末にランペイジ・ジャクソン(米国)と対戦しKO勝ちしたが、コロナ禍の為に2戦目は実施できていない。
今年1月末に自身がコロナウィルスに感染したが無事に退院している。
一方のアリスターは、タイトル戦も見据えた今年2月のアレクサンドル・ヴォルコフ戦でKO負けを喫し、その後にUFCからリリース。RIZINの榊原信行CEOが、フリーエージェントとなったアリスターの引退試合をRIZINで行うことに興味を示すなど、その去就に注目が集まっている。
果たして、ヒョードルの引退試合は実現するのか、これからの動向が注目される。
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