【ボクシング】ロマチェンコvs.中谷正義が6.26に正式決定、ロマに初の日本人が挑む
元世界ライト級3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ/WBC同級1位)とWBO世界同級5位の中谷正義(32=帝拳)が6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスにて対戦すると全米で放送するESPNとボクシング大手プロモート会社のトップランク社が正式に発表した。
中谷は東洋太平洋ライト級11度防衛し、19年7月にはリチャード・カミーが持つIBF世界ライト級王座の挑戦者決定戦で同級4位だったテオフィモ・ロペス(現同級4団体王者)と対戦も判定負けし、一度引退。
20年12月には井岡ジムから帝拳に移籍し復帰し、ラスベガスにて世界ランカーのフェリックス・ベルデホと戦い、2度のダウンを奪われるも、9回1分45秒で逆転TKO勝ちを収めた。
対するロマチェンコは、ボクシング五輪2連覇し、13年にプロ転向。世界最速の3階級制を達成した。昨年10月にはライト級3団体王者として、4団体を統一すべく、IBF王者テオフィモ・ロペスと対戦も判定負けし王座陥落。試合前から右肩の痛みがあり、試合中はベストではなかったとする。ロマチェンコは試合後に右肩の手術を受け、今回が再起戦となる。
中谷はロマチェンコがプロで戦う初の日本人になる。ロマチェンコから唯一ダウンを奪ったのは、中谷と同じ帝拳ジムのホルヘ・リナレスだ。更にリーチは中谷が14cm上回る。精密機械とも言われPFP1位にも輝き続けたロマチェンコに一矢報いることができるか。
【選手データ】(21年5月6日現在)
・ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ/元世界ライト級3団体統一王者/現WBC同級1位、WBA,WBO同級2位、IBF同級5位)身長:170cm、リーチ166cm、左ボクサーファイター、戦績:16戦14勝(10KO)2敗、KO率62.5%
・中谷正義(32=帝拳/元東洋太平洋同級王者/現WBO同級5位、WBC7位,IBF同級10位)身長:182cm、リーチ180cm、右ボクサーファイター、戦績:20戦19勝(13KO)1敗、KO率65%
▶︎次ページは(動画)ロマチェンコがリナレスに初ダウンを喫する衝撃の瞬間、最後にはダウン奪い逆転KO勝利(ハイライト)
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