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【ボクシング】ロマチェンコvs.中谷正義が6.26に正式決定、ロマに初の日本人が挑む

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2021/05/06(木)UP

中谷(右)がロマチェンコに初の日本人として挑む(ロマチェンコ写真:Naoki Fukuda)

 元世界ライト級3団体統一同級王者のワシル・ロマチェンコ(33=ウクライナ/WBC同級1位)とWBO世界同級5位の中谷正義(32=帝拳)が6月26日(日本時間27日)、米ネバダ州ラスベガスのヴァージン・ホテルズ・ラスベガスにて対戦すると全米で放送するESPNとボクシング大手プロモート会社のトップランク社が正式に発表した。

 中谷は東洋太平洋ライト級11度防衛し、19年7月にはリチャード・カミーが持つIBF世界ライト級王座の挑戦者決定戦で同級4位だったテオフィモ・ロペス(現同級4団体王者)と対戦も判定負けし、一度引退。

18年に中谷と同じ帝拳所属のリナレスがロマチェンコからプロ初ダウンを奪うも、KO負けを喫した。

 20年12月には井岡ジムから帝拳に移籍し復帰し、ラスベガスにて世界ランカーフェリックス・ベルデホと戦い、2度のダウンを奪われるも、9145秒で逆転TKO勝ちを収めた。

 対するロマチェンコは、ボクシング五輪2連覇し、13年にプロ転向。世界最速の3階級制を達成した。昨年10月にはライト級3団体王者として、4団体を統一すべく、IBF王者テオフィモ・ロペスと対戦も判定負けし王座陥落。試合前から右肩の痛みがあり、試合中はベストではなかったとする。ロマチェンコは試合後に右肩の手術を受け、今回が再起戦となる。

発表されたロマチェンコvs中谷のカードビジュアル

 中谷はロマチェンコがプロで戦う初の日本人になる。ロマチェンコから唯一ダウンを奪ったのは、中谷と同じ帝拳ジムのホルヘ・リナレスだ。更にリーチは中谷が14cm上回る。精密機械とも言われPFP1位にも輝き続けたロマチェンコに一矢報いることができるか

【選手データ】(21年5月6日現在)

・ワシル・ロマチェンコ(32=ウクライナ/元世界ライト級3団体統一王者/現WBC同級1位、WBA,WBO同級2位、IBF同級5位)身長:170cm、リーチ166cm、左ボクサーファイター、戦績:1614勝(10KO2敗、KO62.5%

中谷正義32=帝拳/元東洋太平洋同級王者/現WBO同級5位、WBC7位,IBF同級10位)身長:182cm、リーチ180cm、右ボクサーファイター、戦績:2019勝(13KO1敗、KO65%

▶︎次ページは(動画)ロマチェンコがリナレスに初ダウンを喫する衝撃の瞬間、最後にはダウン奪い逆転KO勝利(ハイライト)

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