【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、右拳怪我でもKOできた理由、そして”次は蹴りで”
5月22日(土)東京・後楽園ホールにて開催された『KNOCK OUT 2021 vol.2』で、MIREY(35=HIDE GYM)と対戦して、KO勝利を飾ったKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者・ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)が23日、一夜明け会見に出席した。
試合では過去に判定勝利しているMIREYとの再戦。倒して勝つという目標に挑み、1R、MIREYの右ローキックにカウンターの右ストレートをクリーンヒット。そのままMIREYは起き上がれず、衝撃KOを勝利を飾った。
▶︎【フォト】ぱんちゃんの右ストレートで相手が豪快に倒れる瞬間
会見に出席したぱんちゃんは「めちゃめちゃ嬉しいという単純な言葉です」と笑顔で率直な心情を語った。「パンチでも蹴り、ヒザでも絶対ダウンを取れると思っていたから強気な発言をしました。でも、1発のKOになるとは思っていなくて想像以上でした」と綺麗な形でのKO勝利に興奮しているようだった。
ぱんちゃんは、右の拳の負傷と新型コロナウイルスの影響で試合間隔を明けて半年ぶりの試合だった。「試合が終わった今だから言うけど、(パンチは)1週間前に打てるようになりました。手術したところは大丈夫でしたが、手術していない小指の靭帯が外れていて、激しい練習をしていると水が溜まったりして、名医さんに水を抜いてもらったけど、3割しか打てない状態でした」との苦難を口にした。
右のパンチがフルパワーで拳が打てない中、ぱんちゃんはタイミングの練習を直前まで積んでリングに上がった。その結果、一撃でKO勝利で最高の結果を得た。「ポンコツな右拳でKOできたのが本当に嬉しいです。エアーで(実際に打たずに)練習していたことが、ぶっつけ本番で出来た」と満足げに語った。
鈴木会長との練習で、ぱんちゃんはパンチのテンポに変化を付けることに取り組んでいた。「普通のワンツーのリズムに見せておいて、速いテンポのワンツーも打てた。対策をしていたことがそのまま出たので、そこは褒めたいです」と笑顔を見せた。早いテンポのワンツーが見事にMIREYに決まり、KO勝利となった。
今回の試合では元世界王者・内山高志が運営するボクシングジムにも通い、パンチのスキルアップに努めてきたが、自身では「蹴りの選手」と認識。「ローキック、ハイキック、前蹴りでも倒せると思ってます。パンチと蹴りでどちらでもダウンが取れる、倒せる選手になって行きたい」と今後へ向けて意気込んだ。
今回はパンチの進化が目立ったが、近いうちに蹴りで相手をなぎ倒すぱんちゃんにも期待したい。
●編集部オススメ
・【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈が豪快KO勝利、カウンターの右ストレートが炸裂
・【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈、再び右手負傷の中での一撃KO勝利、次なる相手は?
・ぱんちゃん璃奈が超割れた腹筋で計量パス、MIREYも堂々のマッスルポーズ(写真7枚)
・ぱんちゃん璃奈が計量動画を公開”当日に2.8kgの水抜き、筋肉女子、これまで最高の作品”
・ぱんちゃん璃奈が『週プレ』でグラビアに挑戦「大人セクシー見てくださいませ」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!