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【ボクシング】井上尚弥「いよいよ減量も本格的に」水抜きしない減量計画、WOWOW生中継のCM映像も公開=6.20米

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2021/05/25(火)UP

計量時の井上尚弥(19年11月 WBSS決勝・ドネア戦=Naoki Fukuda)

 6月20日(日・日本時間)にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(28=大橋)がIBF同級1位のマイケル・ダスマリナス(28=フィリピン)との対戦に向けて昨夜24日、WOWOW生中継のCM映像とともにTwitterを更新した。

▶︎【動画】公開された迫力の井上vsダスマリナス戦 CM映像

 井上は「残り一ヵ月を切りいよいよ減量も本格的に。ワクワクしてきた‼︎  4団体統一に向けて」と綴り試合が待ちきれない様子だ。

 1ヶ月前から開始する減量については、井上は自著『勝ちスイッチ』(19年11月発売)の中で触れている。
 通常体重は62kgだという井上。バンタム級の53.52kg以下を目指し、試合が決まるとまず60kgに落とし1カ月前から本格減量をスタート。そこからプラス5kg(58.5kg)を維持。1週間前で残り3kg(56.5kg)を目安にし「あとは食事量を調整すれば練習によって体重は落ちる」と書かれてある。
 ちなみに直前にサウナや風呂などで、汗だけで一気に2、3kg落とす“水抜き”は行っていないとのこと。水抜きで身体に余計な疲労を残さないというのも井上の強さの秘密だろう。

計量で前日とは別人となるほど急激な水抜きをして登場したWBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネル(左)

 水抜きについては18年5月の計量で前日とは別人となるほど急激な水抜きをして登場したWBAバンタム級王者ジェイミー・マクドネルを見て、挑戦者の井上は「水抜きのダメージが相当大きい。水抜きの回復から当日に相手が大きくなるが、その分、動きも鈍るし、ボディも効きやすくなる」と取材でデメリットを語っていた。結果、ボディでダウンを奪い、続けてパンチの連打で1RでTKO勝利し王座獲得。16戦目で3階級制覇を達成し日本最速記録を更新した。

 また、余裕を持って体重を落とすことについてはアメリカの気候も関係する。著書ではアメリカで試合に向け10日前に現地に入ったが、空気が乾燥して汗が出なかった経験もあると記される。17年9月にカリフォルニア・カーソンにて行われた米初上陸のニエベス戦であろう。今回のラスベガスも砂漠性の乾燥地帯。いつも通りの計画的な調整と試合でのパフォーマンスに期待したい。

 なお、この試合は6月20日午前10時30分よりWOWOWエキサイトマッチスペシャルにて生中継される。

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