【K-1】王者ゴンナパー「彼は空手家で戦いにくい相手」朝久泰央「朝久空手が一番、ムエタイ最強を終わらせる」
7月17日(土)福岡国際センターで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』では、K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチとして、王者ゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs挑戦者・朝久泰央(23=朝久道場)が行われる。両者のコメントが主催者を通じて届いた。
王者・ゴンナパーは、サウスポーから繰り出される強烈な蹴り技を武器に、KrushとK-1で2冠を達成。“ムエタイ大魔神”の愛称で数々の強豪勢からKOの山を積み上げてきた。今回が初防衛戦。
挑戦者の朝久は“朝久空手”と呼ばれる独自の空手をベースとし、昨年3月の『K’FESTA.3』では大会開催4日前に代打出場を打診され緊急参戦、現K-1ライト級王者・林健太を撃破した。9月、12月には2連続KOし現在6連勝と絶好調だ。
ゴンナパーは朝久について「彼は空手家で、自分とは違うスタイルで戦ってきた選手だ。非常に戦いにくい相手の一人だと思っている。決して油断はできないので、これから彼の映像を見て、細かいところまできっちり研究して臨みたい」と”7月までの宿題”としてみっちり分析するつもりだ。
今回は初防衛戦となるが「できるだけ長くチャンピオンの座を維持していきたいし、リングを降りる日までK-1のベルトを守り続けたい」とムエタイ時代からの夢だったというK-1のベルトは離さないと気合を入れる。
対する朝久は、王者の印象を「どう見てもバランスのいい選手で、ディフェンスに少し穴があるという言われ方をすると思うんですけど、それ以上の攻撃力だったり対応力があると思います。すべてを警戒していますが、朝久空手(アサヒサカラテ)だったら勝てると思ってます」と自分を育んできた朝久空手に自信を持つ。
続けて「今まではムエタイが“立ち技最強”と言われていたと思うんですけど、それは自分たちのやっている朝久空手が生まれる前の話で、朝久空手がある以上は朝久空手が一番だと思っているので、ここでムエタイ最強の歴史を終わせたいと思います」と朝久空手最強を証明すると意気込む。
さらに「僕の『泰央』という名前も、当時自分が生まれた時に立ち技最強と言われていたムエタイ=タイの中央に立てるようにということで『泰央』になったんです」と意外な由来を語る。「ムエタイにはそういう重みや伝統を感じますし、その上で一番強いタイのチャンピオンを倒して自分が中央に立てるということはとても誇らしいことだと思います」と名前通りの結果を出し、ゴンナパーを打倒すると誓った。
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