【UFC】アリスターの鼻骨折った空手家、２メートルの巨体で迫力のマッスルポーズ、ヘビー級無敗のガーヌとあす対戦=前日計量

2021/06/26（土）UP
（最終更新：2021/06/26 19:27）

　6月27日（日・日本時間）に米国ネバダ州ラスベガス／UFC APEXにて開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス30』の前日計量が26日に行われ、メインイベントのヘビー級マッチで対戦する同級3位のシリル・ガーヌ（31=フランス）は245ポンド(111.13kg)、同級5位のアレキサンダー・ヴォルコフ（32=ロシア）は265ポンド(120.2kg)で共にパスし迫力のマッスルポーズを決めた。

【動画】は、ガーヌとヴォルコの迫力の計量パスとマッスルポーズ動画

　計量後のフェイスオフで対峙したガーヌとヴォルコフは拳を突き出してタッチ。両者は口元は笑みを見せるも、眼光は鋭く視線を飛ばし合った。ガーヌより一回り体の大きい2mの長身ヴォルコフ。体重も約10kg近く重たく、お互いストライカーだけに、大きなアドバンテージとなるに違いない。

　ガーヌはムエタイ7戦全勝を誇るストライカー。19年8月、MMA転向からわずか1年UFCデビューし、これまでMMA8戦全勝。前戦となる今年2月にRIZIN参戦経験のあるストライカー、ジャルジーニョ・ホーゼンストライクを打撃で圧倒し、フルマークの判定勝利を収めた。8勝（3KO／3一本）の高いフィニッシュ率。身長198cm、体重112kg。

　対するヴォルコフはUFCのインタビューによると極真空手黒帯でアマ時代はモスクワの芦原空手大会で優勝するなど活躍。プロ入り後はM-1 Globalとベラトールのヘビー級王座を獲得。空手ベースの豪腕ストライカーだ。前戦となる今年2月にアリスター・オーフレイムに2R左フックでTKO勝利し、その際にオーフレイムの鼻骨を骨折させた。MMA戦績は33勝（22KO /3一本）8敗。身長201 cm、体重120kg。

　果たして、次期タイトル挑戦を見据えたこの戦い、勝者は、MMAわずか4年目にして世界最高峰のUFCでトップランクに位置するガーヌか、40戦以上を戦い抜いたベテランのヴォルコフか。

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