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朝倉未来の1分大会で一本勝ちのシバターが「プロ枠は必須」と提案、苦言も

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2021/07/05(月)UP

昨日の試合でギロチンチョークで一本勝ちするシバター

 7月4日(日)に朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務める、1分間ルールの第1回アマチュア総合格闘技大会『Breaking Down』が開催され、セミファイナルに格闘家でYouTuberのシバター(35)が参戦。対戦相手のロシア軍隊格闘術「システマ」の使い手で、お笑い芸人・みなみかわ(39)からギロチンチョークで失神の一本勝ちを収めた。前半30秒は防戦一方だったが、反撃しての一本勝ちだった。

 シバターは試合翌日の本日5日、YouTubeを更新、今回の自身の試合について「20試合あって1試合から18試合までは似たような試合になるんだろうなと思ったから、ちょっと変化球というか、”あれ、違う”という、この試合はこれまでの試合と違うぞというものを見せたかったから、ああいう感じにしたんだけどね。それがうまく功を奏してか、見てる人は面白いっていう声もけっこう多かったし。(試合後の)マイクもそう。どれもこれも試合もマイクも同じだと面白くない。メインとの対比を作るじゃないけどね」とプロとして魅せるという部分に拘っていたと語った。

▶︎【動画】シバターが語る「ブレイキングダウンに出た感想」

シバターが一本勝ちした瞬間、みなみかわはうつ伏せに失神する

 メインの元UFC戦士で空手家の菊野克紀(39)は[スーパーヘビー級 スペシャルワンマッチ 120kg超契約]にて元力士で現在はヘビー級キックボクサーの野尻和暉と対戦し、残り1秒、59秒で見事KO勝利を収めた。自身より45kgも重い選手にKO勝利した。

 シバターは「菊野さんはプロとして凄い」と評価。「この大会はアマチュアの大会だが、やっていくのであればプロ枠は必要」と力説した。1分だと決め切れない、アマチュアだと仕方がない部分があるが「ちゃんとプロとして試合を組み立てられる人を置かないと、素人だけではお金を取る見せ物としては成立しない」と意見を述べた。
 シバターは昨日のマイクで今後、試合時間が3分なら出ると語っていた。プロとしてフィニッシュ勝利をファンに提供するのは、1分以内だと実現の確率は低くなってくるだろう。

菊野が右フックをヒットさせる瞬間

 メインの菊野とシバターのセミではフィニッシュして大会を締めたが、それ以外の18試合ではフィニッシュはKOの2試合に止まった。多く殴られた選手もいたが、1分と言う頭があると体力があれば根性で耐えられるということもあるだろう。フィニッシュは少なかったが見応えのある試合もあった。シバターが言うようにセミメインでさらに盛り上がった。

 この試合はABEMAで有料配信されたが、だからこそ、今回菊野やシバターなどの特別枠を設けたのではないだろうか。ルールや時間変更も検討はされていくことも考えられる。視聴者からすると、知らない人同士の戦いだっただろうが、そのうち、アマチュアの中で認知されていく選手も出てくるだろう。プロ同士の戦いについては、朝倉未来が菊野の相手募集にONEに出ている鈴木博昭から申し込みがあったことを述べ、「次回大会とかでやったら面白いかもしれない」と語っていた。朝倉本人も出てみたいとSNSで述べている。次戦は9月を予定。菊野と鈴木の対戦実現はあるのか。昨日試合終了時から次戦の応募が開始された。

 なお、シバターの今回のYouTubeでは大会全体の感想、レフェリーがHIROYAvsシバターの時と同じ人だったことへの苦言も含め遠慮なく意見を述べている。

▶︎次ページは【動画】シバターが語る「ブレイキングダウンに出た感想」

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