【ボクシング】7.17 チャーロが4団体統一に自信、ボディで痙攣ダウンさせた前戦の衝撃KO映像も公開
7月17日(日本時間18日)世界スーパー・ウェルター級の4団体統一戦がテキサス州サンアントニオにて行われる。
WBAスパー、WBC、IBF王者のジャーメル・チャーロ(31=アメリカ)と、WBO王座に君臨するブライアン・カスターニョ(31=アルゼンチン)が戦うが3団体統一王者のチャーロがオッズでは有利となっている。勝者はこの階級初の4団体統一王者で、史上7人目の4団体統一王者となる。
主催する『Premier Boxing Champions』は本日、試合が今週に迫りSNSで映像を公開した。チャーロが前戦で2団体統一王者をボディでKOし相手は倒れたまま痙攣する衝撃シーンだ。この前戦の2団体王者をKOした実績からもチャーロ優勢と見る人は多いだろう。
チャーロは兄のジャモールとともに双子の兄弟世界王者。チャーロはアマチュアで64戦(56勝8敗)の戦績を上げ17歳でプロ入り。16年5月に8R KO勝利でWBCスーパーウェルター級で世界王者となって以降、KOを量産した。
しかし18年12月にV4戦で判定負けし王座陥落、デビューからの連勝も31でストップ。しかし1年後の再戦では今度はチャーロが合計3度のダウンを奪い11回KOで王座奪還。昨年9月、WBAスーパー&IBF同級王者のジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)との統一戦に臨み、前述のボディでダウンさせ相手が痙攣する衝撃のKO勝利を収めている。
この試合に向け、先日のオンライン会見では「この試合は、私を殿堂入りさせる試合になるだろう」と自信。さらに「ベルトやお金に固執せず、戦うこと、積み上げた経験、そしてリングに上がった時に何をするかだ」とこれまで通り戦いに集中するとした。
通算戦績は35戦34勝(18KO)1敗。KO率は51パーセントだが王座獲得時からの8戦では、7勝(6KO)1敗と75%の高KO率となる。
対するWBO王者のカスターニョはアマチュア時代にエロール・スペンスjr(アメリカ)に勝利するなど活躍、アマ戦績は191戦181勝5敗5分で12年にプロ転向。16年11月にはKO勝利でWBA世界同級暫定王座獲得。その後防衛を重ねたが、19年に指名試合を拒否してWBA王座を剥奪、WBOに変更し今年2月、指名挑戦者としてパトリック・テイシェイラ(ブラジル)に挑み、大差の判定勝ちで現在の王座を手に入れた。低い姿勢からアグレッシブに突っ込んでくるスタイルで手数も多い。前へ出続け、チャーロからペースを奪い勝つ可能性も考えられる。戦績は18戦17勝(12KO)1分無敗。KO率67%だ。
果たして4団体王者は誰の手に!? なおこの放送はWOWOWオンデマンドにて生中継される。
♢選手データ
ジャーメル・チャーロ(31=米)身長180cm/リーチ185cm/構え:右/戦績35戦34勝(18KO)1敗/KO率51%/主なタイトル:現WBAスーパー・WBC・IBF世界スーパーウェルター級王者
vs
ブライアン・カスターニョ(31=アルゼンチン)身長171cm/リーチ171cm/構え:右/戦績18戦17勝(12KO)1分/KO率67%/主なタイトル:元WBA・現WBO世界スーパーウェルター級王者
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