【ベラトール】顔面骨折事件からMMA戦復帰のハリトーノフ、ヘビー級3位の豪腕コンゴと激突=8.21
総合格闘技(MMA)の世界メジャー団体の一つ、Bellator MMA(以下、ベラトール)は21日(日本時間)、8月21日に米国サウス・ダゴダ州で開催する『Bellator 265』のメインイベントにて、かつてPRIDE活躍した人気格闘家のセルゲイ・ハリトーノフ(40=ロシア)とヘビー級3位のシーク・コンゴ(46=フランス)の対戦を行うと発表した。
ハリトーノフは昨年11月にアラブ首長国連合・ドバイにて開催されたMMAイベント『Parus Fight Championship2020』でオリィ・トンプソンを1R KOで下し、同イベントのヘビー級王者となったが、その数日後、モスクワのイベントに出席した際、金銭トラブルが原因で、知人の格闘家に殴打され、左眼窩底と鼻骨を骨折する大怪我を負っていた。怪我の大きさから現役続行を不安視する声が上がっていたが、今年6月にボクシングマッチで復帰し、見事KO勝利を収めた。
ハリトーノフは2003年、エメリヤーエンコ・ヒョードルのチームメイトとしてPRIDEに参戦。04年のPRIDE GPヘビー級グランプリ2回戦でセーム・シュルトと対戦し、マウントポジションをとったハリトーノフがシュルトの顔面に容赦ない鉄槌を落としTKO勝利を収めたが、その様子が“冷徹すぎる”と話題。PRIDEでの活躍後も、K-1、DREAM、Strikeforce、GLORY、ベラトールなど、MMAやキックボクシングなど数々のプロモーションで活躍した。MMA戦績は31勝7敗2無効試合。
対するコンゴはベラトールのヘビー級3位の豪腕ストライカー。UFC、ベラトールとMMAメジャー団体を渡り歩き、UFCでは、ミルコ・クロコップ、マット・ミトリオンらに勝利。ベラトールでは19年にヘビー級タイトル戦で王者のライアン・ベイダーに挑戦したが、コンゴが偶発性のサミングをベイダーから受け、試合続行不可能でノーコンテスト。昨年10月には、ティモシー・ジョンソンと対戦し、スプリットの判定で敗れた。戦績は30勝11敗2分1無効試合。
“ロシア軍最強兵士”の異名を持つハリトーノフは復帰戦で、キャリア40戦を超える40代の実力者同士の対決を制することができるか。
▶︎次ページ【動画】は、事件復帰のハリトーノフが6月のボクシング戦でKOしたシーン(シーン後にスロー映像あり)
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