【五輪レスリング】吉田沙保里の労いの言葉に、2大会連続金の川井梨紗子が号泣「こんな幸せな日があっていいのか」
8月5日(木)幕張メッセにて行われた東京五輪レスリング女子57kg級で、リオ五輪63kg級金メダルの川井梨紗子(26=ジャパンビバレッジ)が17年と19年の世界選手権3位のイリーナ・クラチキナ(ベラルーシ)を5-0で下し、川井が2大会連続金メダルを獲得。
昨日レスリング女子62kg級で金メダルを獲得した妹の川井友香子(23=ジャパンビバレッジ)と姉妹での金メダルとなった。姉妹で同時金は五輪レスリング史上初。
試合後、至学館大学の先輩でもある吉田沙保里がインタビュー。まず最初に「本当によく頑張りました」と労いの言葉をかけると、優勝後も笑顔で試合場を回った川井が突然の号泣、「沙保里さんの凄さが改めて分かりました」と言い「こんな幸せな日があっていいのかというくらい、本当に夢みたいです」と、姉妹で夢を達成した今の気持ちを語った。
また、今大会の開催に「大変な状況の中で世界各国から選手が集まってくれて、オリンピックを開催することを決めてくれて、皆さん色んな思いがある中でボランティアをしてくださって」と話し、その中で獲得した金メダルは「リオの時よりもかなり重たく。自分たちの夢だと思ってずっとやってきたのですが、その夢を叶えるためにたくさんの人の力が必要だったので、本当に感謝しています」と述べた。
なお、川井は昨日準決勝で、リオ五輪で吉田を下したマロウリスに2-1で勝利し、吉田の敵を討っていた。そして表彰式で2大会連続の金メダルを受け取り、表彰台からスタンドの妹に金メダルを見せた。
妹の存在について吉田に尋ねられた川井は「マットの上では自分一人で戦わなければいけないのですが、友香子がいないと戦えなかった。近くにいるだけで力になりました」と答えた。
そして、金メダルはまず友香子と並べて、今大会への来場が叶わなかった家族へ報告したいと語った。
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