2021/08/06（金）UP
（最終更新：2021/08/06 10:46）

形を演じる清水希容

　昨日8月5日（木）東京五輪の空手女子形（日本武道館）で世界ランク2位の清水希容（しみず・きよう/27＝ミキハウス）が決勝戦で最大のライバルで世界ランク1位のサンドラ・サンチェス（39＝スペイン）に0.18点差で敗れ、銀メダルの獲得となった。

　互いに得意な高度な形『チャタンヤラ・クーサンクー』を打ち、僅かな差で敗れた清水だったが、視聴者を独自の世界に引き込み、静と動、キレとスピードで魅了した。その清水にSNSでは感動と称賛の声が多く上がった。
「キレがあり、世界観に引き込まれた」「凛々しい姿に見とれた」「すごい、初めて形を楽しんでみれた」という競技に関するものから、「試合中の顔は怖いけど、とても美人」「名前といい、美しさといい、宝塚の男役のよう」「宝塚雪組の望海風斗と重なった」と容姿を称える声も多く見られた。

試合後の清水は一転、可愛らしい笑顔も

　清水は世界選手権2連覇、全日本選手7連覇の実力を持ち、容姿では”空手界の綾瀬はるか”とも言われる容姿も兼ね備える。今年3月にはミス日本の特別賞「和田静郎特別顕彰ミス日本」を受賞。この賞はコンテストにエントリーした人以外で社会的に活躍している女性の中からミス日本にふさわしい女性1人に贈られる特別賞だ。清水はこの受賞に「私はこれまで、空手道における武道精神、伝統を学び、その中での”美”を追求して鍛練を重ねてきました。それを皆様方に評価して頂けたのだとすれば、こんなに嬉しい事はありません」と語っている。

　日本の伝統と美を伝える清水、次は今年11月にドバイで開かれる世界選手権か。18年の世界選手権ではサンチェスに3連覇を阻まれている。次こそ金メダルといきたいところだ。

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