【UFC】戦慄のヒザへの“関節蹴り”KO! 元王者ら「足が折れたかも」「やってはいけない危険な技だ」と批判の声
9月5日(日・日本時間)に米ネバダ州ラスベガス/UFC APEXにて開催された『UFCファイトナイト・ラスベガス36』メインカードにて、物議を醸すKO劇が起きた。
それはライトヘビー級ワンマッチの、カリル・ラウントリー(31=米国)がモデスタス・ブカウスカス(27=リトアニア)をKOした関節蹴りだった。
【動画】戦慄のヒザへの関節蹴りKO! 蹴られた相手は苦悶の表情に
ラウントリーは16年にUFCに参戦し、相手を一撃で倒す豪腕を武器にポール・クレイグやグーカン・サキなどを強豪を倒すなど、過去11勝の内8勝はKOで決めている。
対するブカウスカスは元ケージ・ウォリアーズのライトヘビー級王者。1年前にUFCデビューし、怒涛のラッシュを武器にこちらも過去11勝の内8試合でKO勝利を収めているストライカーだ。
試合は2R中盤、オーソドックスのブカウスカスが一歩前に踏み込んで左フックを放った瞬間、サウスポーのラウントリーがその前足の大腿部を上から踏みつけるような関節蹴り!
体勢を大きく崩し倒れたブカウスカスは、蹴られた左足ヒザを抱えながら苦悶の表情で叫び声。レフェリーが試合を止め、ラウントリーがTKO勝利を飾った。
解説を務めた元UFC世界ミドル王者のマイケル・ビンスピンや元UFC世界ヘビー級&ライトヘビー級王者のダニエル・コーミエらは「オーマイゴッド!足が折れたかもしれない」「練習では絶対にやってはいけない危険な技だ」と叫んだ。
すると、この試合を見たファンからは「下品な技だ」「危険すぎるから反則にすべき」「相手はこれで競技生活が終わりになるかもしれない」など、UFCの公式SNSなど、ネット上で多くの批判的な意見が見られた。
その一方で、この技を受けたブカウスカスは自身のSNSにて「精密検査を受けたが、多分、じん帯損傷だろう。しかし、彼の勝利を受け入れて欲しい。あれは、素晴らしい蹴りで、私が上手くディフェンスできなかっただけだ」と、批判されるラウントリーを擁護した。
この関節蹴りは当然ながら有効的な技と認められており、特にUFCにおいては、元ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズなどが得意技としてよく使用していることから、ここ最近登場した技ではない。映像が衝撃的だっただけに、ファンの間で騒ぎとなったと思われるが、この“関節蹴り”も、“カーフキック”の様に禁止技論争の一つとなるのか。
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