【K-1】MOMOTARO、ともに海外経験持つ朝久裕貴と対戦へ「激しい打ち合いとは別に足技でも会場を沸かせられたら」
9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜』の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で対戦するMOMOTARO(OGUNI-GYM)が公開練習を行った。
2019年からはONE Championshipに参戦し、今年5月からK-1に参戦したMOMOTAROは、KO負けを喫した前戦を「久々の日本のリングということもありましたし、初めてのK-1のリングということでいつも以上に緊張はしましたね。また、K-1ファンの皆さんにちょっといいところを見せたいという気持ちも強かったので、そこが逆にプレッシャーになってしまいました」と、気負った状態での試合だったと語る。
前戦後は落ち込んだというが、「こうやってまたチャンスをいただいたので、しっかりそのチャンスを掴みたいと思います」と、今は気持ちを次の試合に向けて切り替えている。「自分はムエタイを得意としてやっていたので、組めない、キャッチできないという部分で、やってみて改めて難しさを感じた部分がある」と初のK-1ルールには戸惑いを感じたようだが、西元戦後からはよりK-1ルールに適応する練習に没頭しているという。
この日の公開練習でもパンチだけのミット打ちを披露し「新しい自分も見せたいなというのも少し込めて、パンチだけの練習をやりました」と、その意図を明かした。パンチだけのミットを増やしたり、ボクシングの元日本チャンピオンと練習し、打ち方の指導やミットを持ってもらい技術を教わっているという。「一発一発打つ練習もしているので、パワーもついてきたのかなと思っています」と手応えもバッチリのようで、「K-1ルールで戦えるように負けてからもずっと続けてきたので、その成果をしっかりと見せたいと思います」と意気込む。
対戦相手の朝久については「何でもできる選手だなと。蹴り技が多彩ですし、穴もなかなかない選手だなというのがありまして、体も凄く丈夫ですし、凄くいい選手だと思っていました」とコメント。
試合については「厳しい戦いになると思うんですけど、怖いというよりは楽しみですね。世界で戦っている選手なんで、そういう選手と戦えるのは凄く楽しみです」、「お互い足技が得意ですし、トリッキーな技も使うので、そういう激しい打ち合いとは別に足技とかでも会場を沸かせられたらなと思っています」と、語る。
また、朝久は中国の武林風のタイトルも持っており、MOMOTAROとは海外で活躍しているという共通点もある。「食事も違いますし、調整の仕方で凄く苦労するので、そういうところを乗り越えていくとメンタル的にも鍛えられるので、そういった面でも海外で活躍している選手は凄く魅力的ですね」ともコメント。
MOMOTARO自身も「相手も分からない状態でタイに行って会場に着いて、その場でプロモーターに体格を見られて『君と君で1試合目やって』という試合を経験したこともあったので、海外遠征でメンタル的には凄く鍛えられました」と、過去の経験を語る。
今大会でもスーパー・フェザー級の試合が3試合組まれており、同階級はK-1屈指の激戦区だが、MOMOTAROは「スーパー・フェザー級が層の厚い階級というのは皆さんもご存知だと思いますし、相手の朝久選手は強敵なんですが、勝てば『MOMOTARO選手、これから上がってくるんじゃないか?』と思ってもらえると思うので、しっかりと勝ちたいと思います」とトップ戦線浮上のためにも必勝を誓った。
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