【ボクシング】元王者フェンテスの手術成功も予断許さず、カネロ陣営ら献血協力を呼びかける
一昨日17日(現地時間10月16日)メキシコ・カンクンにて元世界2階級制覇王者のモイセス・フェンテス(34=メキシコ)がダビッド・クエリャル(19=メキシコ)の強打を浴び6Rに失神KOけ。フェンテスは仰向けに倒れたまま意識が戻らず、病院に搬送され手術を行った。
【フォト&動画】フェンテスが失神KO負けで、スタッフが駆け寄るシーン
試合の翌日の朝7時に緊急手術。フェンテスの脳に腫れと血栓が見つかったためだ。本日のESPNの報道では、プロモーターのオズワルド・クフレ氏によると、「手術はうまくいった。2、3日後にはもっと詳しい情報が得られると思う。脳の腫れがどのように回復するか、今後72時間が非常に重要だ。今は安定しているが、今後の経過を見守るしかない」と語っている。
同じくメキシコの”カネロ”アルバレスのトレーナーのエディ・レイノソは、フェンテスのために献血を募る活動をSNSで行なっている。
「ボクシングファミリーのモイセス・フェンテスのために、血液型がB型とO型の血漿ドナーを必要としています」と呼びかけている。
世界2階級(WBOミニマム級、ライトフライ・暫定)を制した強豪だが、日本人ファイターには田中恒成、比嘉大吾にともにKO負けしている。2018年9月にロマゴンこと、ローマン・ゴンザレスとのカムバック戦で1ラウンドでノックアウトされて以来、3年ぶりの試合だった。
今回の試合は序盤からクエリャルのペースで進み、5R終了後、相手の一方的な試合から、WBCのマウリシオ・スライマン会長ら数人が、コーナーに詰めより試合の中止を強く提案したほどだったが、陣営は最後に1ラウンドと送り出したと伝えられる。
この状況を知ったロマゴンはSNSで「モイセス・フェンテスがすぐに回復することを祈っている」とメッセージを送っている。
選手としてのボクシングへの復帰は厳しいとも伝えられるが、1日も早い回復を待ちたい。
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