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【ボクシング】フエンテスがKO負けに不満、比嘉が反論

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2018/02/05(月)UP

試合結果に納得いかない様子のフエンテス

 2月4日(日)、沖縄県立武道館で行われた「WBC世界フライ級タイトルマッチ」で比嘉大吾(22=白井・具志堅ジム)に1回に右のボディストレートでKO負けしたモイセス・フエンテス(30=メキシコ)が試合後の囲み取材でレフェリーに早々と試合を止められたことについて不満を漏らし「リベンジしたい」と訴えた。

 フエンテスは「あの倒れ方は立ち上がれないような倒れ方でなく、しかも私は立ち上がった。これを正しい(ジャッジ)と思いますか?私は正しくないと思う。私は8カウントで立ち上がった」とし、倒れてマウスピースを口から吐いたことについては「それは口から息をするため」と回復のためにマウスピースを吐いたとコメントした。

KO宣告で納得いかないポーズ

 もし、あのまま試合が続いていたとしても比嘉と足を止めて打ち合ったかと言う質問には「もちろんです。私はノックアウトするハードパンチャー。比嘉選手にとっては私は最強のライバルだったと思います。私は世界2階級制覇王者。世界戦で1Rで試合を止められると言うのは納得いかない」とした。 

フエンテスが比嘉の右ボディストレートに顔を歪める。

 このフエンテスのコメントに5日、一夜明け会見に出席した比嘉は「フエンテス選手がボディで倒れ、そのまま試合が続いていたとしても相手がどこまで回復するかはわからないですが、前半KOにはなってたと思います」と、どちらにしても同じ結果だとコメント。 

 一般的に顔へのパンチで脳が揺れてダウンするより、ボディでダウンするまでダメージを受けた場合の方が回復は遅く力が入りにくい。果たしてフエンテス陣営の訴えは届き再戦にこぎつけることができるだろうか。

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