【RIZIN】スダリオ剛、出るか米国修行の成果「試合したくてウズウズ、殴り合いになる」対するSAINT「打撃だけでない部分も見せたい」
明日10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RIZIN.31』の囲み会見が昨日22日に行われ、第9試合 MMAルール 120kg契約で元大相撲のスダリオ剛(24=フリー)がインタビューに答えた。現役米兵ファイターのSAINT(セイント/28=Y&K ACADEMY/米国)と対戦する。
現在の心境は「いつもより落ち着いています」とスダリオ。その穏やかな表情は試合では一変。激しい試合でデビューから3連続KO勝利を果たした。しかし、前回(今年6月)のシビサイ頌真戦では3Rにチョークスリーパーでキャリア初の一本負けし初黒星を喫し、その後アメリカ修行に旅立った。
【動画 プレイバック】スダリオの豪快な秒殺KO!そして乱闘騒ぎとなった昨年大晦日の熱いシーン
スダリオは今回のインタビューで「前回はだいぶ消極的だったところもあって、色んな反省も含めて今回はいい試合をしたい」と言う。確かに見合うシーンが多かった。シビサイは体格や実績からもこれまで最強の相手ではあった。
敗戦後のアメリカ修行。現地で2ヶ月間の修行でいちばん大きく変わった点を聞くと
「一番は大きい人との立ち技でのスパーリングが、日本ではほとんどやってこれてなかったので、(アメリカでは)毎日やっていたので、使える打撃や使えない打撃の距離感など、色々なものを掴みました」と語る。アメリカ修行では元UFC世界ヘビー級王者ランディ・クートゥアのジムに行くなど、世界のヘビー級クラスの大型選手たちと練習を重ねた。そして柔術も上達し青帯を獲った。
「相手はパンチが強い印象。アメリカの方でやってきたことができればと思っていて、殴り合いになるんじゃないですかね。相手が引かなければ」と語るほど強い意気込みを語るスダリオ。「(アメリカでは)早く試合をしたくてウズウズしていました。コロナ禍で大変だなと思いながら、とりあえず試合したくてしょうがなかった」とその成果を試合で早く試したいようだ。
対するSAINTはデビュー3戦目。今年6月、DEEPでのMMAデビュー戦を豪快KO勝利を飾り注目を集め、2戦目は判定で勝利を手にした。
SAINTは今回のインタビューで「今までの試合で見せれていなかったところ、前回の試合は雑でスローだった、自分はそんな選手ではない。柔術も好きで、練習をしているので打撃だけでない部分も見せたい」と意気込み、大晦日はスダリオに前回勝ったシビサイとの試合を狙う。
未知数なところも多いSAINT、果たしてスダリオはアメリカ修行の成果を米海兵隊員にどこまで発揮することができるか。
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