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【KNOCK OUT】松倉信太郎&武来安の”日米ナイスガイ競演”も、ポスターに不満の松倉「ちょっと出していかないと」と自らの姿勢問う=前日計量

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2021/10/28(木)UP

松倉(左)と武来安(右)が計量一発パスでナイスガイ競演

 10月29日(金)東京・後楽園ホールにて開催される『KNOCK OUT 2021 vol.5』の前日計量が28日都内にて行われた。

 セミファイナル(第8試合)KNOCK OUT-BLACK(ヒジ無し)ルール -76.0kg契約(3分3R・延長1R)に出場する松倉信太郎(TRY HARD GYM)、武来安(上州松井ジム)が計量に臨み、松倉が76.0kg、武来安が75.3kgで共に計量をパスした。なお、この一戦の勝者には漫画家・森恒二氏より「無法島賞」として20万円のウィンボーナスが進呈される。

 松倉はK-1・Krushを主戦場にキャリアを重ね、昨年12月に『REBELS』に初参戦し、T-98からダウンを奪い勝利を収めた。今年3月から開催されたKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級王座決定トーナメントに参戦すると、準決勝で渡慶次幸平を1Rで葬り、決勝では田村聖から4度のダウンを奪取し戴冠した。戦績は47戦31勝(16KO)16敗。

大流血の激闘を制しベルトを巻いた松倉の右フック

 対する武来安はアメリカ北西部のモンタナ州出身で、英語教師として来日。学生時代に修めていたレスリング、ボクシング経験などをバックボーンに、日本ではキックボクサーとしてデビュー。これまでにWPMF日本ライトヘビー級王座、J-NETWORK同級王座、WMCインターコンチネンタル同級王座を獲得している実力者だ。KNOCK OUTは初参戦となる。

 戦前のインタビューで「ナイスガイ対決になる」と予告していた武来安。計量時も双方笑顔で握手に応えるるなど、両者ともとげとげしさは一切感じさせない爽やかな様子を見せた。

階級下の体重に合わせた武来安は「チャンスがあったらタイトル戦も」とベルトに意欲を見せる

 武来安はWMCインターコンチネンタル ライトヘビー級(-79.38kg)王座を持つなど、本来はさらに重い階級を主戦場にする選手。今回の契約体重である76.0kgへの減量は厳しかったというが「余裕を持ってしっかり落とせるようにした。きつかったけど、試合に集中できて毎日全力でやれた」と前向きに対応。結果「74.9kgまで落とせた(公式計量結果は75.3kg)」と、松倉がベルトを持つスーパーミドル級の75kgにも対応できると自身を見せる。

 これまではヒジ有りルールの試合も多かったという武来安は「しっかり集中して勝って、チャンスがあったらタイトル戦もやらせてもらいたい」と、この一戦の勝利の先には4本目のベルト挑戦も見据える意欲があるという。

 対する松倉は「武来安選手は他団体のベルトを持って、覚悟を決めて参戦してきてくれている。激しい試合になると思いますが、格が違う試合を見せたい」と王者初戦を快勝で飾る意気込みを語った。

 従来から松倉はトラッシュトークを展開するタイプではないが、今回の武来安はさらに輪をかけたジェントルマンシップの持ち主。松倉は「武来安選手のような気持ちがいい選手と格闘技の良さを見せたい。素晴らしい選手と組んでもらえた」と、対戦相手に満足した様子を見せた。

大会ポスターでの扱いに不満を見せた松倉は「ちょっと出していかないとな」と自らの姿勢を問う

 その一方で、後輩である龍聖が大々的に取り上げられたポスターには不満を見せた松倉。自身のSNSに「チャンピオンの価値が低い」と、王者としての扱いに異議を唱えるコメントを投稿していた。その発言を振り返り「僕がずば抜けてたらああいうことは起きない。スターは自然に図抜けたことができるけど、そういう点で臆病になっていた」と小さくまとまっていたと自らの姿勢を反省。

「ちょっと出していかないとな、と思いました」と、KNOCK OUTにおける存在感を強める意思を表示。「明日は気持ちの試合になる。伝えられると思うので、ぜひ期待して欲しい」と、ファンへのメッセージとなる試合を約束した。

<計量結果>
▼セミファイナル(第8試合) KNOCK OUT-BLACK(ヒジ無し)ルール -76.0kg契約(3分3R・延長1R)
松倉信太郎(TRY HARD GYM) →76.0kg
vs
武来安(上州松井ジム) →75.3kg

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