【RIZIN】“背水の陣”の皇治、連敗状況に「負けたら終わり、引退」と衝撃発言、対する祖根「一回も勝てず引退してもらおうと思う」

2021/10/29（金）UP
（最終更新：2021/10/30 10:35）

　11月20日、沖縄アリーナにて開催される『RIZIN.32』の追加対戦カード発表会見が本日29日行われ、RIZIN初勝利を目指す元K-1の皇治（32=TEAM ONE）が沖縄出身の祖根寿麻（そね・かずま/33＝ZOOMER）とキックボクシングルール 62kg契約で対戦が決定した。

【動画】祖根、キックルールでも強さ見せ豪快KO勝利！＝Krush　17年8月

　皇治は今年6月のRIZINキックトーナメントで白鳥大珠にダウンを奪われる判定負け。眼窩底骨折もしており、手術を経ての再起戦となる。昨年9月からRIZINに参戦するも、これまで勝利はない。次こそ初勝利を狙う。

　祖根は修斗環太平洋王座をはじめ、これまで3本のベルトを獲得。元はKrushに参戦するなどストライカータイプであったが現在はオールラウンダータイプに変貌している。今年1月の修斗ではUFC帰りの石原夜叉坊にダウンを奪って判定勝ち、今年3月の『RIZIN.27』では獅庵に1RでKO負けを喫し、こちらも今回が再起戦だ。
　今回、皇治の相手は沖縄出身者及び在住者からの公募となったが、祖根がいち早く立候補し、熱いアピール。この対戦が実現した。

　皇治は対戦相手がMMA選手であることが逆にリスクではないかと問われると「（相手は）誰でもよかったんで、マッチングアプリで決まったんちゃいますかね。強運の祖根ちゃんにはおめでとうと言いたいです。俺は負けたら引退ですよ。負けたら終わり。もうそう思ってやるんで。そう思ってやるでというか、そう決めてやるんで。まあまあまあ、サクッと、斜め後ろの成金ポンコツをやっつけちゃいます」と、“負けたら引退”と言い、斜め後ろに座る祖根に必勝宣言。

　すると祖根は「どうも、成金ポンコツです。正直K-1で、昔このカード決まりかけたこともあって、僕は選んだこと無いんで相手を。そしたら、なんか断られちゃってね。今回はやっと逃げないで来てくれたなと。前回MMAの選手とやった時の選手なんかとレベルがまぁちょっと違うんで、そこらへんちょっと気を付けて頑張って下さいよ」といい、「RIZINで一回も勝てずに、引退してもらおうかと思いますね」と、皇治に引退の引導を渡すと息巻いた。

　皇治はK-1時代の19年11月にMMA選手の川原誠也と対戦。2R KO勝利を飾ったものの、1Rに川原のパンチ連打を浴び、スタンディングダウンを取られるなど苦戦している。皇治はその試合を振り返り「「あれはワザとですよ。盛り上げようおもってね。へっへっへ。MMAファイター舐めてないですよ」と、いつもの皇治節で締めた。

　負けたら引退と背水の陣を敷く皇治。果たして、祖根との対戦の結末はいかに。

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