2021/10/30（土）UP
（最終更新：2021/10/30 17:46）

激突するヤン（右）とサンドヘイゲン（左）が視殺戦！©️UFCより

　2021年10月31日（日・日本時間）アラブ首長国連邦・アブダビ／エティハド・アリーナにて開催される総合格闘技イベント『UFC267』の前日計量が30日に実施された。
　セミメインのバンタム級（135ポンド/61.2kg）暫定王座決定戦で対戦する、前王者で同級1位のピョートル・ヤン（28=ロシア）と、同級3位のコリー・サンドヘイゲン（29=米国）はリミット135ポンドジャストで共にパスした。
【動画】ヤンとサンドヘイゲンがフェイスオフでバチバチの睨み合い！

　ヤンは今年3月の『UFC259』で挑戦者のアルジャメイン・スターリングと初防衛戦を行い、試合を優勢に進めたが、4Rに反則となる3点ポジション（両手両足の4点のうち、3点が地についている状態）でのヒザ蹴りを行い、失格処分でベルトを失っていた。

　対するサンドヘイゲンは今年2月に元ライト級王者のフランキー・エドガーを秒殺KO。7月のT.J.ディラショー戦はスプリットで判定負けしたものの、復帰した元王者を相手に善戦した。

　当初、現王者スターリングとヤンのダイレクトリマッチが本大会で行われる予定だったが、スターリングの4月に手術を行った首の状態が、まだ試合できるレベルになっておらず、スターリングが欠場。今回の暫定王座戦の措置がなされた。

　大歓声の中で迎えられたヤンはフェイスオフで、サンドヘイゲンとバチバチの視殺戦。お互い一度も視線を逸らすことなく、睨み合った。

　ヤンは「いつも通り最高にエキサイティングな戦いを見せるだけだ」と答え、ファンの声援に手を振った。

　対するサンドヘイゲンは「明日は（5分5Rの）25分間の戦争だ」と、フルラウンドでも戦い抜くことを宣言した。

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