2021/11/28（日）UP
（最終更新：2021/11/28 10:04）

向かい合う元WBA世界王者テーパリット（右）と市村（27日前日計量）

　11月28日（日）兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催される『RIZIN TRIGGER 1st』へ向けて、昨日27日前日計量が行われた。
　RIZIN キックボクシングルール61.0kg契約に挑むプロボクシング元WBA世界スーパーフライ級王者テーパリット・ジョウジム（33=JOEGYM）は60.95kg、対するキックボクシングINNOVATION 西日本統一スーパーバンタム級王者の市村大斗（23=多田ジム）は60.90kgでパスした。

計量パスでマッスルポーズのテーパリット

　テーパリットはボクシング世界王者だった2011年に亀田大毅にも勝利し初防衛。３度の防衛に成功。19年の『那須川天心とボクシングで勝ったら1000万円』では、久々のリングだったが、那須川と好勝負を演じ話題となった。ボクシングの前はムエタイで約200戦160勝の戦績をあげた強豪で、今年7月にはキックボクシングRISEのリングでRISEバンタム級王者の鈴木真彦とバチバチの打ち合いを演じたが、手数が上回った鈴木が判定勝利した。

　一昨日26日のインタビューでは、現在のコンディションは良いと答え試合に向け「KOです」と意気込んだ。

元WBA世界王者テーパリット（右）と市村（27日前日計量）

　対する市村は「僕は圧力かけて追い詰めるタイプなので、ケージの方が面白いかなという、自分の中での楽しみがありますね」と話し「テーパリット選手は、パンチがやっぱり、すごくうまいので、避ける技術もすごいですし、でも今回はボクシングだけではないので、蹴りも駆使して、パンチで倒せたら。蹴りをいやがったところでパンチを出す」と作戦を語りKOをイメージした。

　ケージのキックルールでテーパリットはボクシングの上手さをどこまで見せることができるのか。それとも市村の作戦が功を奏するのか。

フォロー

●編集部オススメ

・『テレビ・配信』11.28神戸「RIZIN TRIGGER 1st」TV放送・ネット配信情報