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【Krush】元王者・牧平圭太が引退エキシビションマッチで野杁正明と対戦=1.28

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2021/11/30(火)UP

相手のパンチに飛びヒザ蹴りを合わせる牧平(2014年4月)

■牧平圭太コメント
「試合をしていないので分からない人もいると思いますが、HALEO TOP TEAMの牧平圭太です。1月28日の興行をもって牧平は引退します。まずはじめに引退セレモニーの舞台を用意して下さったK-1 JAPAN GROUPのみなさまには感謝です。もう一度試合をしようと過ごしてきましたが、ダメージも溜まりに溜まったので引退を決めました。自分の格闘技人生はほぼKrushとK-1で試合をやらせていただき、Krushでチャンピオンになることができ、まだまだ全然ですが、人として成長することができました。最後は大好きなKrushで現役生活で関わって下さった方々に感謝の気持ちを持ち、1月のリングに上がらせていただきます。自分みたいなもののために、一肌脱いでいただくK-1チャンピオンの野杁選手には本当に感謝しかないです。ありがとうございます」

平山迅戦での牧平(2017年12月)

■引退を決めた時期
「試合が終わって記憶が曖昧になることがあって、一番の決め手は、松岡力戦(2019年4月19日)、平山迅戦(2017年12月9日)の試合が終わった後に自分の子供たちを見て『誰だ、これ?』と分からなかった時に、引退をしようと決めました」

■選手としてやり残したこと
「それはありません。僕はクズみたいな人間でしたが、Krushでチャンピオンになり、防衛することで結婚を決めましたし、チャンピオンになったから結婚してくれたと思います(笑)。そこから有難いことに子供も4人できて本当に、格闘技に人生を助けられ、成長できたので、感謝しかないです」

初防衛に成功した際の牧平(2014年10月5日)

■最後のリングで野杁とエキシビションマッチを行うということを聞いた時の心境
「強いという印象しかないですよね。2カ月間で最後に身体を作りたいと思います」

■どんなエキシビションマッチをしたいか
「世界一をシンプルに肌で感じたいです」

■引退後、格闘技との関わり方
「リングで言おうと思っていたのですが、地元の広島に戻り、地元でジムを開こうと思います」

■今リングに上がっている若いKrush、K-1ファイターにメッセージや伝えたいこと
「これもリングで言いたかったのですが、今や誰もが出たいKrush、K-1のリングはここまで最後まで面倒を見てくれる素晴らしい興行です。Krush、K-1に出てチャンピオンになりたいと目指す人が一人でも多く増えてくれればと願っています。本当に温かい興行です」

■現役の中で一番印象に残った試合
「中村プロデューサーから言っていただいたように、野杁戦は減量がきつかったのですが、野杁選手は若くて勢いがあって、そういうやつを相手に僕のキャッチフレーズ“反骨の暴れ馬”ではないですけど、反骨精神が凄く絶対に勝つ、この試合が終わったら格闘技はもういいやという気持ちでいきました。あの時に反則をしてしまったので、最後に反則されないようにしたいと思います(笑)」

渡部太基戦の牧平(2015年3月)

■一番印象に残っている選手
「Krushのベルトを2回争った渡部太基選手が印象的でした。渡部戦は本当に殺してやろうと思うぐらい命を懸けた試合で青春でもありました。今や、お互いの子供が同じぐらいの年齢で一緒にクワガタを獲りに行ったり、遊んだりする仲なので本当に格闘技って素晴らしいと思います」

■ファンにメッセージ
「最後、僕の大好きなKrushのリングに上がれること、心から感謝しかないです。最後のリングに楽しく上がらせていただきたいと思います」

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