2021/12/15（水）UP
（最終更新：2021/12/15 19:54）

　2022年1月9日（日）東京・ニューピアホールにて昼夜2部制で開催される『NO KICK NO LIFE』。17時開始の第2部で、“グリーンモンスター”こと緑川創（RIKIX）が、IMC（国際ムエタイ評議会）インターコンチネンタルスーパーウェルター級王者のプライチュンポン・ソーシーソムポム（タイ）と対戦することが決まった。

　緑川は新日本キックボクシング協会の重量級エースとして長く君臨。14年2月にはあのアンディ・サワーからも勝利を収めるなど国内外の強豪と激闘を繰り広げた。昨年1月には、それまで所属していた目黒藤本ジムが閉鎖。自らのチーム設立を経て、6月から小野寺力が率いる『RIKIX』に所属し活動を開始している。

　昨年7月にはRISEに初参戦し、RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノアに2度のダウンを奪い完勝。続く10月横浜大会ではシュートボクシングのエース・海人と対戦。敗れはしたものの僅差の接戦を繰り広げ、ベテランの意地を見せた。だが、再起戦となった12月のRISEでは憂也に、延長Rで敗戦。

パンチの強打を持つ緑川は、打ち合いに持ち込めば勝機が出てくる

　今年2月は高木覚清、6月には宮城寛克からともに判定勝ち。7月の憂也戦はドローとなったが、8月にモトヤスック、9月に柿沼慶を撃破した。12月にはRISEのリングでRYOTAROを相手にダウンを奪われて、まさかの敗戦を喫してしまった。

　再起戦に臨む緑川の相手は、『MAX MUAYTHAI』や日本国内でも数々の団体に参戦し、元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T‐98に判定勝利を収めているテクニシャンのプライチュンポンに決定した。

　小野寺力プロデューサーの厳しいマッチメイクに対して緑川は、「今年は最後の最後に負けてしまい悔しくてしょうがないですが、試合で取り返すしかない‼　今年は4カ月連続など、なかなか出来ない経験ができ格闘家としても人間としても成長させて貰いました。来年にかける想いは強いし、負けたら終わりの気持ちです。年明け1発目に最高の試合を約束します」と不退転の覚悟で臨むという。

　ホームのNO KICK NO LIFEのリングでグリモンは、再起戦を勝利で飾ることができるのだろうか。

＜決定対戦カード＞

▼70㎏契約3分5R
緑川創（RIKIX/元WKBA世界スーパーウェルター級王者）
vs
プライチュンポン・ソーシーソムポム（IMCインターコンチネンタルスーパーウェルター級王者）

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