【RIZIN】斎藤裕、朝倉未来対策は何か、サウスポー構え、左ヒザを狙わない? 秘策用意と謎だらけの練習を公開
RIZIN大みそか大会『RIZIN.33』(さいたまSA)で、朝倉未来(29=トライフォース赤坂)と対戦する前RIZINフェザー級王者・斎藤裕(34=パラエストラ小岩)が22日、公開練習を行った。
二人は、昨年11月のRIZINフェザー級王座決定戦で対戦、激闘の末に斎藤が勝利をものにしてベルトを腰に巻いた。朝倉は、かねてよりリベンジ戦を望んでおり、1年越しの対戦が実現した形だ。
【動画】前戦の激闘! 齋藤が朝倉のパンチ被弾も立ち上がり、反撃する名場面
前日は朝倉未来が公開練習に臨み「前回は試合映像が結構無かった。一回手を合わせたことがあるし、その後のRIZINの試合もあった。今回は自信がある。1Rで倒したい」と勝利宣言をしたばかり。今回の公開練習で斎藤が、どんな返事をするのか注目が集まった。
公開練習で斎藤は、ミット打ちを披露。サウスポーに構えて小さいパンチ連打を素早くまとめる動きは、調子の良さを感じさせた。すでに体重は72kgを切っているようで、「コンディションは良好です」と報告した。
普段右構えの斎藤だが、公開練習ではサウスポー構え。朝倉未来対策かと聞かれると「最近は、これで練習しています。作戦は言えませんが、あるかもしれませんね。いろんなタイプの選手と練習しているので、オーソドックスでもサウスポーでも変わらずにやっています」とかわした。
気になるのは、今年10月の牛久絢太郎との王座戦で、ヒザ蹴りで眉間をカットされてTKO負けを喫した傷口について。前日の公開練習で朝倉は、「(傷口を)狙えるならば、狙いたい」と話していたが、斎藤は「これまで気をつけて練習してきたので、傷口が悪化していることはないです。でも、狙ってくるというのは普通にあるんじゃないですかね」と気にしていない様子。
朝倉も11月、ABEMA『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』の喧嘩マッチで左ヒザの半月板負傷を自身のYouTubeで告白していたが、公開練習で二日前からランニングを再開したことを報告。このことについては、「あ、足は治ったんですか? それは良かったですね」と苦笑した斎藤。そのヒザを攻撃しないのかという質問には「でも(朝倉は)左足は普通に使ってくると思っているので気にしていません」と語る。ヒザを狙うとは言わなかったが果たして本当に狙わないのだろうか。
対戦から1年が経ち、成長してきた二人。朝倉はフィジカルトレーニングで追い込んできたため、前回の対戦から大きく成長した可能性がある。この点については、「フィジカルトレーニングでどこまで格闘技に活きてきたのか戦ってみないと分かりませんが、パワー自体はついてきたんじゃないですかね」と警戒する。
朝倉の前回の萩原京平戦は、解説を務めていたため目の前で観戦したが、「テイクダウン、グラウンドコントロール、こういう動きをするんだなと気づきがありました。生だと息遣いや体の張りが分かるので、参考になりました」とニヤリ。試合展開については、「攻め方はいろいろと用意しています」と含みを持たせた。
サウスポー構え、左足のケガは気にしない、秘策を用意していると謎を残したまま公開練習が終了。大みそかの朝倉未来との再戦は、何かが起こりそうな気配だ。
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