車の中での柔術マッチ!シートベルト使用OK『カージツ』が話題に
乗用車の中で2人が取っ組み合い! これは乗用車の中でグラップリングのみで競い合う『カージツ(car-jitsu)』。2020年にロシアで考案された競技だ。
普段着で車内で戦うが柔術着でも可。シートベルトを使っての絞め技など車内の道具を利用してもOKだ。
昨年12月18日(土)にモスクワで大会が開催され話題に。BBCニュースやロイターなどでも報じられ、参加者は激しい戦いを繰り広げた。
【動画】シートベルト締め一本の瞬間! ちょっとセクシーな女子マッチも
ロシアでは人気が出てきているとも報じられるこの競技は、ブラジリアン柔術からヒントを得て2020年にヴィク・ミハイエフ氏(Vik Mikheev)により考案された。
ルールは柔術ルールをベースとした2ラウンド制で、選手は運転席または助手席でラウンドを開始し、ラウンドごとに交代。打撃は無しで勝敗は判定、または関節、絞め技での一本により決定する。
延長戦の場合は後部座席に移動して4分間の最終ラウンドを行う。またポイントはガードパス(3pt)、マウント(4pt)、バックマウント(4pt)、ニーオンベリー(2pt)などがポイントとしてカウントされる。
前述の通り、車内の道具やその環境を利用した攻め攻防が可能。シートベルトでの絞技はもちろん、ハンドルや座席シート、ミラーなど障害物を利用した攻防も可能となる。
柔術の実戦性がより分かりやすいため、ロシアの実戦派のファンにも支持された模様だ。
2009年に後のUFC王者ハビブ・ヌルマゴメドフにグラップリングの試合で勝利を収めたことで知られるロシア初のブラジリアン柔術の黒帯レオニード・ガトフスキー(Leonid Gatovskiy)も注目し「伝統的な競技に革新をもたらすことは、このスポーツの人気にとって良いことだ」と海外メディア『NIUS』にコメントしている。
リアリティがあるが、見る側としては車の窓の部分などで見えない攻防もあるため、鉄の窓の部分を透明化にするとさらに分かりやすいかもしれない。この『カージツ』を機にさらに柔術も盛り上がることを期待したい。
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