【ONE】悶絶の逆転KO勝利の仙三が500万円超えのボーナス獲得！「えっマジっすか？ヤバイです」と歓喜

2022/01/15（土）UP
（最終更新：2022/01/15 18:23）

　1月14日（日本時間）シンガポール・インドアスタジアムで開催された格闘技イベント『ONE: HEAVY HITTERS』のストロー級マッチで、エリピツア・シレガー（インドネシア）との激闘の末、逆転KO勝利を収めた池田仙三（日本）が、優秀なパフォーマンスを披露した選手に贈られる「パフォーマンス・ボーナス」を受賞した。

【動画】仙三の逆転左ボディ！ 相手は”やめてくれ”ポーズで悶絶、KO勝利の瞬間

　昨年12月大会から実施されているボーナス制度。受賞者は各大会において最大5名まで選ばれ、その支給額は何と破格の5万米ドル（約570万円／22年1月15日時点、1ドル113.74円）。

　ONEは大会後、公式ツイッターに仙三が受賞の報告を受けた様子の映像を公開。仙三は「ボ、ボ、ボーナス！5万ドルっすか？えっ、マジっすか？ヤバイです。いや、もう嬉しい。夢というか、まさか、自分がですか？」と、信じられない様子。ボーナスの使い道を尋ねられると「えー、何に使う？俺あんま使うことないな。美味しいもん食べたいです。お寿司を食べに行きたい」と、あまりの驚きに暫くしてから実感が湧いた様子だった。

　仙三は元プロボクサーでMMAではパンクラスのフライ級王者。ONEには19年3月の日本大会から参戦し、ダニー・キンガッド 、リト・アディワンらフィリピン強豪勢に連敗するも、昨年12月にリャン・フイを下し、ONE初白星を手にした。

　今回の試合は連勝を狙う重要な試合だったが、当初の相手が新型コロナウィルスの影響で直前で欠場。急遽、対戦相手が変更となった。この日、シレガーのレスリング技術、グラウンドワークに苦しみながらも、最終3Rで強烈なボディショットを繰り出し、見る者を感動させる、逆転劇を演じた。

　受賞の選考基準は“ONEがアスリートに求める、常に戦いをフィニッシュさせようとする積極的な姿勢”となっているが、仙三の戦いはまさにそれだった。仙三の更なる活躍が期待される。

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