タイソンがモハメド・アリとのコラボ動画を配信=尊敬するアリの80歳の誕生日に
伝説の元ヘビー級王者マイク・タイソンが自身のインスタグラムで、彼のファイトスタイルや生き方に大きな影響を与えた元WBA・WBC統一世界ヘビー級チャンピオンの故モハメド・アリの誕生日に、愛情あふれたメッセージとともに記念動画をアップした。
更新したのは、1月17日(月)早朝。アリが存命であれば、80回目の誕生日となっていた。アリは、パーキンソン病との長い闘病生活の末、2016年夏に他界した。
動画は、アリの若かりし頃の勇姿、「俺が最強だ」「俺が最も偉大だ」と公言して世間の注目を集めたトラッシュトーク、「蝶のように舞い、蜂のように刺す!」と言われた独特のファイトスタイル、1974年10月30日にザイール共和国(コンゴ民主共和国)で王者ジョージ・フォアマンから逆転KO勝ちを収めた「キンシャサの奇跡」、そしてタイソン自身の名場面をアレンジで入れながらの秀逸な仕上がりになっている。
記念メッセージでは、「史上最高の男モハメド・アリ、誕生日おめでとうございます。彼は人生の最下層にいる人たちを刺激して、人生の最高レベルに到達させた。ボクシングだけでなく、人生においてね」と書き添えた。
タイソンもアリに刺激され、ボクシング界を牽引してきた一人。昨年9月には、自身のインスタグラムで、アリと何度も会っていた頃の写真を誇らしげに公開し、今でもアリのファンであるとつづっている。タイソンのアリへの憧れはとても強く、もし彼らが全盛期に戦っていたら、タイソンはアリが勝つだろうとも語る。
1981年に引退したアリ。タイソンはその頃何度も逮捕された少年時代からようやく更生しボクシングを始めたばかりだった。1980年10月にパーキンソン病の症状が出始めていたアリがラリー・ホームズにTKO負けし悲しんだタイソンは「必ずホームズと戦ってアリの仇を討つ」と心に誓っていた。その少年が現在伝説のボクサーの一人として名を連ねている。
タイソンのアリに対する尊敬の念は、未来永劫消えることはないのだろう。
▶次ページは【動画】タイソン作成の若かりし頃のアリとのコラボ秘蔵映像
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・マイク・タイソン、沈黙破りジェイク・ポールと対戦の噂に反論
・マイク・タイソンが、UFC王者ジョン・ジョーンズに「稼ぎたいなら俺と戦うことだ」
・ローガン・ポール、次はマイク・タイソンか「彼は年寄り、勝てないとは言えない」
・【IGF】モハメド・アリ追悼番組に猪木出演、独占秘話を公開
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!