【K-1】金子晃大、かつて敗北した玖村将史との決勝を希望「記憶に残る試合でチャンピオンになる」

2022/02/03（木）UP
（最終更新：2022/03/24 12:20）

　2月27日（日）東京体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』では、8人制のワンデートーナメント［第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント］が行われる。
　優勝候補の一人、第3代Krushバンタム級王者・金子晃大（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）と、金子と１回戦で戦う黒田勇斗（K-1ジム心斎橋チームレパード）のインタビューが主催者を通じて届いた。

【動画】金子晃大の戦慄の飛びヒザ蹴りKO！=昨年9月

　金子はバネのある打撃と飛びヒザ蹴りなどを武器にし、今トーナメントに参戦する玖村に付けられた1敗以外は全勝のレコードだ。対する黒田は、バンタム級日本最強決定トーナメント覇者の黒田斗真の兄だ。

　金子は黒田について「いい選手だなという印象はあります」とシンプルな一言。準決勝・決勝の勝ち上がりについては「自分は玖村将史選手に負けているんで、玖村選手が決勝まで上がってきてくれて、自分も勝ち上がってリベンジするという形でできればメチャクチャいいっすよね」と玖村へのリベンジと戴冠の両方を狙う。

　しかし玖村や戴冠を意識しすぎるのではなく「そのためにやってる訳じゃないっす。僕は自分自身で見えてる動き・理想の動きをやりたくて、それができればもっといい試合もできるので、相手よりもそこを追求している感じです」と理想のイメージを試合と結果で出すとする。

　今回のトーナメントでは「人に記憶に残る試合をしたい」と語る金子。「ただ練習して試合をするだけじゃ人の記憶には残らないんですよ。僕は試合は生きざまが出るものだと思う。今、自分は本当にこれ（格闘技）に懸けてやっているから、それが試合に出ればみんなの記憶に残る試合ができると思うし、チャンピオンになれると思っています」と記憶に残る試合でトーナメントを駆け上がると意気込んだ。

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　対する黒田は金子について「パワーもスピードも全ての能力が高い選手で、過去最強の相手だと思います。試合までの期間でしっかり仕上げて、自分の持ってる力を全部出して勝ちたいと思います」と全力をぶつける。

　弟の黒田斗真は昨年のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントで優勝したが「やっぱり2人でトップというか、2人でしっかりベルトを獲ることが目標なので、僕がここでしっかり結果を出して、2人でベルトを巻きたいと思います」と兄弟2人でトップを目指す。

　最後に「一回戦から誰もが認める強い選手ですが、ただで終わるつもりはないんで、一泡吹かせて勝とうと思っています」と番狂わせの勝利を狙う。

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