【ボクシング】”悪童”ネリが再起戦に計量パス「準備万端だ！」相手は無敗の世界２位カストロ

2022/02/05（土）UP
（最終更新：2022/02/05 15:03）

　元2階級制覇王者ルイス・ネリ（27=メキシコ）が明日6日（現地時間5日）、米・ラスベガスにて行われるスーパーバンタム級 ワンマッチに向け、前日計量に挑んだ。
　減量苦の噂のあったネリだが、リミット122ポンド（55.34キログラム) のところ、121.8ポンド(55.25kg)で一発パス。対するWBO世界同級２位のカルロス・カストロ（27=米）は121.4ポンド（55.06kg)でパスした。

【フォト】この計量の模様、ネリの背中には「勝」の日本語タトゥー

　ネリといえば、日本ではバンタム級時代に計量オーバーしながらも山中慎介にKO勝利、試合後にドーピング陽性になったこともあり、悪童のニックネームでも知られる。その後階級をスーパーバンタムに上げ20年9月に王座を獲得。前戦の昨年5月、WBA＆WBCスーパーバンタム級統一戦で、WBA王者のブランドン・フィゲロアに7ラウンドKO負けを喫し、WBC王座から陥落。今回が再起戦となる。

　対するカストロは27勝（12KO)無敗。2連続KO勝利中の右ボクサーファイター。身長170cm、リーチ178cm。ネリはサウスポーファイターだが、身長、リーチとも165cmとカストロの方が大きく上回る。この強豪をネリはどう攻略するのか。

　ネリは昨日の会見で「カルロス・カストロを徹底的に研究した。何が来ても大丈夫、準備万端だ。（前戦の）フィゲロアの時と比べて、この試合はより多くの準備期間があったんだ。そのおかげで対戦相手に集中でき、準備もしやすかった」と前戦の王座陥落から約9ヶ月の再起に自信を持つ。

　カストロは「ネリのようなファイターを相手に、このような舞台に立つことを夢のうようだ。私はこのステージに立ち、このような試合をする資格があることを、みんなに、そして自分自身に証明する時が来たのだと思う」と喜び混じりに語っている。

　果たしてネリはこの勢いのある強豪に勝つことができるか。

▶︎次のページは【フォト＆動画】この計量の模様と、ネリが前戦ボディで悶絶KO負けする動画

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・ネリがぐったり、栄養士の指導で減量失敗

・【動画】ネリが元王者パヤノにボディでKO勝利＝19年

・【フォト】”ツヨカワ”MISAKI、26歳バースデーを”美腹筋”マッスルポーズで報告　

・【フォト】18歳・8頭身女子ファイターAKARIが”ビキニ”で計量パス