【ボクシング】WBAがロシア選手のランキング除外と関係者の試合参加禁止、どうなる5.7カネロvsロシアの豪腕ビボル
プロボクシングのWBAは28日(日本時間3月1日)理事会を開き、ウクライナに侵攻するロシアとベラルーシ選手を世界ランキングから除外する事を決定した。ただし、世界及び地域王者の剥奪はない。
また、ロシアやベラルーシにおけるWBA認定試合は行われず、世界各国の世界戦や地域戦にもロシアとベラルーシの関係者(オフィシャル)の参加も禁止とした。なお、発表された措置は直ちに効力を発するものだが、暫定的なものであり、月ごとに見直される。
気になるのはこの関係者の参加禁止という項目。この項目に選手(アスリート)の表記はなかったため、関係者に選手が含まれるのか、含まれないなら選手だけでもロシア・ベラルーシ以外なら参加できるのかが不透明なところ。ただし、ロシアのボクサーに国旗・国歌を許可せず、国名を一切出さないという項目もあるため、選手は国外なら参加可能なようだ。
5月7日にスーパーミドル級4団体統一王者のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が階級を上げ、WBAライト・ヘビー級スーパー王者ディミトリー・ビボル(ロシア)と対戦するが、無事に実現となるか。
先月末にこのカードが発表された時は開催地がラスベガスのT-モバイル・アリーナが有力視されていたが、ボクシングジャーナリストのマイケル・ベンソンのツイッターによると、カネロとビボルはともにアラブ首長国連邦のドバイに移動し、対決することになるようだ。この情報も本日早朝のため、このWBAの決定が何らかの影響を受けているかもしれない。
ロシア関係者が試合に参加できないため、ビボルの試合が延期になる可能性もある。ロシアとウクライナが停戦に向けた会談も持ったが、無事に戦争が集結することを願いたい。
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