【ボクシング】ロシア軍と戦う3団体ヘビー級王者ウシク「いつ戻れるかわからない」前王者ジョシュアとの5月再戦は保留に
プロボクシングヘビー級世界3団体王者オレクサンドル・ウシクはウクライナ軍のキエフ領土防衛入隊し「いつ戻れるかわからない」と3日のCNNインタビューで回答。
そこで5月、遅くとも6月には開催されるはずだったウシクvs前ヘビー級3団体王者アンソニー・ジョシュア(英)との対戦が保留状態であることを、主催のマッチルームボクシングのプロモーター、エディ・ハーン氏がESPNのインタビューで答えた。
【フォト】ウシクとロマチェンコの戦闘服姿、ウシクの危険な”KO動画”も
ウシクは今月3日(日本時間)、CNNの取材に「いつリングに戻れるか本当にわからない。私にとって祖国と名誉はチャンピオンベルトよりも重要だ」とウシクのコメントを発表。SNSでは、入隊報告でアサルトライフル銃を手に取ったウシクの写真が掲載されたが「僕は撃ちたくはない、しかし、もし彼らが私や私の親しい人を殺すのであれば、私には選択の余地がないだろう」と必要であれば命を奪う覚悟も語っている。
この表明もあり、プロモーターのハーン氏は「オレクサンドル・ウシクには最大限の敬意を表する」とし「必要とする限り、我々は待つ。もし戦争が長引いた場合、ジョシュアのために暫定的な試合を組む可能性もある」と語っている。別の海外メディアでは、ウシク以外との対戦は望んでいないが、あくまで長引いた場合とのコメントを掲載している。
ウシクはCNNのインタビューで「私の魂は主のものであり、私の身体と名誉は祖国と家族のものだ。だから、恐れはない。ただ、21世紀にもなってこんなことがあるのか、という困惑がある。ボクシングのおかげで冷静で精神的に準備できるようになり、パニックや神経質になっている他の人を助けるのに役立っている」と現在の活動を語っている。
ウシクは激化するウクライナの首都キエフの領土防衛軍の任についている。
また、ウシクの長年の友人でもある元ボクシング世界ライト級3団体王者ワシル・ロマチェンコもウクライナ軍に入隊し、6月に行われることで話が進んでいた世界4団体ライト級統一王者ジョージ・カンボソスjrとの対戦も不透明になっている。
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