ロシア侵攻で首都キエフ陥落間近と報道、現地在住のビロディド、入隊のヘビー級王者ウシクら安否危惧
ロシアのウクライナ侵攻で世界的に活躍するアスリートにも安否が心配する声も高い。昨日、首都キエフのテレビ塔が砲撃され、駅舎の一部が爆破された。アメリカ政府関係者が「5日以内にキエフが陥落する可能性が高い」と分析したと報道された。
【動画】ビロディドが住む首都キエフのテレビ塔にロケット弾2発が打ち込まれ爆発(スローあり)
キエフには東京五輪柔道-48kg級 銅メダリストのダリア・ビロディド(21)が在住、キエフの防衛部隊にはプロボクシング世界3団体ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35)が入隊し、ロシア軍の攻撃から街を守っている。
昨日の報道ではウクライナの2,000人の民間人が死去したと報じられた。この戦火に二人の安否が心配されるが、ビロディドは昨夜、自身のインスタグラムにウクライナのゼレンスキー大統領との2ショットを掲載「あなたは私たちのヒーロー、すべてのウクライナはあなたとともにある。このトラブルの中でも最後まで私たちのために仲間とともに戦ってくれて、希望を与えてくれてありがとう」とゼレンスキー大統領を支持し、戦火の中で平和を願っている。
この写真はゼレンスキー大統領が首からサッカーのFIFAのロゴがついた関係者カードを下げていることから昨シーズンのサッカーウクライナ代表のイベント時のものと思われる。昨日サッカー3部リーグの選手1人が戦闘で死亡、アマサッカー選手の1人は自宅への砲撃で死亡したとも報道された。ボクシングヘビー級王者ウシクは先月28日に入隊が発表されて以来、SNSに報告はない。
なお、今朝ウクライナ南部の都市ヘルソンをロシア軍が占領したとニューヨークタイムスが報じた。ヘルソンからほど近くの都市ビルホロドは、ボクシング元3団体統一ライト級王者のワシル・ロマチェンコ(34=ウクライナ)が防衛部隊に入隊し守りについているだけに、こちらも心配される。
ロシアとウクライナの停戦協議は本日3日午後にも行われるとされているが、ロシアのラブロフ外相は中東のテレビ局アルジャジーラへのインタビューで、停戦の条件としてウクライナ南部クリミア(親ロシアが多数)のロシアへの編入を認めること、ロシアの安全を脅かす兵器はウクライナに配備しないこととの姿勢だ。この強硬な条件から協議が成立するか不透明な状況となっているが、本日は進展があるのか。少しでも犠牲者を出さないように停戦実現を祈りたい。
▶︎次のページは【動画】ビロディドが住む首都キエフのテレビ塔にロケット弾2発が打ち込まれ爆発(スローあり)
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・ウクライナ在住”柔道美女”ビロディドが空爆と銃声に「とても怖い、生きたい」切実な祈り
・【年始に休暇】ピンクのハイレグ水着姿で「サウナ、プール、冬の完璧な休暇」
・ヘビー級3団体王者ウシク、ウクライナ軍に入隊で激化のキエフ防衛へ、5月のジョシュアとの防衛戦はいかに
・ウクライナの空手美女テリューガ悲鳴「爆発が相次いでいる、怖い、私たちはロシアに手を出していない!」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!