【RISE】天心の目の前でタイトル獲得を目指す梅井泰成が、「梅井ワールドにします」と平野との王座決定戦に自信=3.27
3月27日(日)に東京・後楽園ホールで開催される『RISE 156』のRISEフェザー級(-57.5kg)王座決定戦で平野凌我(MTS/同級1位)と対戦する梅井泰成(TEAM TEPPEN/同級6位)のリモート公開練習が行われた。
同王座は、前王者・工藤政英の引退により返上されたことにより決定戦となる。二人は、2020年11月の『RISE 143』で対戦し、梅井が流血戦を制している。再戦も同じ結果になるのか注目が集まる。
【動画】梅井が血だるまになりながら渾身の左ストレートを平野へ放つ
梅井はレスリングや柔道をバックボーンとするフィジカル強者で、2020年11月にRISE参戦以来、現在まで4連勝中、直近2試合でKO勝利と波に乗っている。公開練習では、その好調ぶりを思わせる動きを見せた。
インタビューに応じた梅井は、「前回の11月の試合(宮崎就斗=1R KO)で勝った時点で、決定戦をやると自分の中で決めて準備をしてきました。でもタイトルだからといってもっと練習をするわけではなく、崩さないのが一番だと思っています」と冷静に受け止めているという。
平野との再戦については、「これも何かの縁かなと思っています。前回の平野選手との試合がTEAM TEPPENへ移籍後に初の試合。そして、今回の王座決定戦が初のタイトルマッチ。初めてつながりなんです」と梅井。対策はとくにしていないようで、「自分を突き詰めて穴を埋めていくのが、僕のスタイル。相手は関係ないです」と浮ついた様子はない。
前回の試合後、梅井は「フェザー級を動かしていきたい」と宣言していたが、あの言葉の意味を聞かれると「MMAとかにもチャレンジしていきたいし、RISEもそうですけど他団体のフェザー級も選手が揃っています。DoAトーナメントを開いてほしいです。その中で、自分が中心にいたいと思っています」と、この階級の顔になる野望があるようだ。
そのためには、「勝ち続けること。今回のタイトルマッチも、勝ち続けることでチャンスがきました。泥臭くても、勝つことが何よりも大切だと思っています」と、もちろんタイトルを獲得することが大切になってくる。
4月2日(土)は、『RISE ELDORADO 2022』で那須川天心と風音の禁断の同門対決が行われるが、同じTEAM TEPPENに所属する梅井は複雑な胸中を明かした。
「会見を見て、悔しかったですね。風音選手はDoAで優勝して権利はあると思いますが、彼とは同い年で、同じ京都出身。あの場に自分がいないことが悔しかったです。天心選手と戦いたいとかではなく、ああいう舞台に出たいということ。ワンチャン、タイトル獲ったら、ELDORADO参戦をアピールしてみようかな」と梅井は、記者を笑わせた。
ちなみに天心と風音の勝敗予想は、「順当にいけば天心選手でしょうね。でも、風音選手は昨年9月もそうでしたけど、会場を味方につけるのがうまいんで、そこがどうなるかでしょうね。試合になると強い面もあるんで、風音ワールドができるかもしれない」という。
その前に梅井は、天心がRISEで試合をしている間にタイトルを獲得したいという目標がある。最後に「王座決定戦は、梅井ワールドにします」と抱負を語った。
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