【ONE】明暗分けた“最凶決戦”、逆転負けで落ち込む青木真也に秋山成勲「まだ始まったばかり」第2戦にも期待
3月26日、シンガポールで開催された『ONE:ONE X』のMMAライト級マッチで行われた青木真也vs秋山成勲。「最凶決戦」と銘打たれた因縁の日本人対決は、秋山の逆転TKO勝利という衝撃的な結末で幕を閉じた。
【フォト】秋山、KOでアピールした筋肉隆々の“背中の鬼”! KOの連続写真も
試合は1R、秋山の背中に乗った青木がリアネイキッドチョークやフェイスロックを次々と仕掛け攻勢。この流れで青木が一本勝ちするかと思われたが、秋山が2Rに反撃。右ストレートをクリーンヒットさせると、そこから猛ラッシュ。金網を背に座り込んだ状態の青木に最後はパウンドを連打し、秋山が逆転のTKO勝利を飾った。
この模様を生配信したABEMAが公式YouTubeにて、両者の試合直後のコメントを配信。敗れて退場する青木は、負傷の具合をチェックするメディカルチェックの部屋で「器が、ごめんなさい。器が足りなかったよ、俺の。ごめんなさい。いつもさぁ、那須川天心にも武尊にもなれないんだよ。最後そうだよ、いつも。最後いつもそうなんだよ。クソッ」と、自身が描いてきたストーリーを勝利の文字で終わらせることができなかった悔しさをにじませた。
対照的に、14年越しの因縁マッチを劇的勝利で締めくくった秋山はすっきりとした表情。「青木くんのことを悪く言わないでください。青木くんは一生懸命に戦って、僕に勝つために練習しただけの話なんで。素晴らしい選手ですし、これからももっと良い試合をしてくれる選手だと思っています」と、ノーサイドの精神で戦った相手を思いやる。
続けて「青木くんももう一回やりたいって言うかもわからないですし、歴史って、終わったようでまだ始まったばかり。第2戦、第3戦とあるかもわからない」と、青木が再戦を要求した場合、それを受けて立つ構えを見せた。
勝者と敗者の明暗がはっきりと別れた名勝負。将来、両者の三番勝負は続いていくのか、注視したい。
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