【RIZIN】ZENKIがまさかの2.75kg体重超過、ムキムキボディのYUSHI「しっかりぶちのめす」＝前日計量

2022/05/04（水）UP
（最終更新：2022/05/05 14:56）

　5月5日（木・祝）会場・非公開『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3』の前日公開計量が都内会場にて行われた。第1試合RIZIN MMA特別ルール3分3R（62.0kg）で対戦するYUSHI（HI ROLLERS ENTERTAINMENT）とZENKI（益荒男teamDURGA）が、それぞれ計量に臨んだ。

【フォト】YUSHIがムキムキヒーローボディでZENKIと緊迫フェイスオフ

　計量は、バキバキの肉体を披露したYUSHIが60.75kgのアンダー1.25kg、だが地下格刺青ファイターのZENKIは64.75kgと2.75kgオーバーとなってしまった。主催者は、この試合の実施の有無は今後の両選手を交えた協議によって決定、発表すると伝えた。

　一旦、試合は主催者預かりとなり、コメントを求められたZENKIは「今回、規定体重を守ることができなくて、期待していただいたファンの皆様、YUSHI選手、本当に申し訳ございませんでした。試合ができるかどうか分からない状況ですが、いい方向へ転ぶことになれば全力で戦うので、よろしくお願いします」と謝罪した。

　対するYUSHIは「スポーツマンとして、体重を調整できないのは本当にダサいと思います。そこらへんは、ちゃんとやって欲しいと思いました。でもね、前回、体重66kg契約で戦ったので、体重差はあるけど、俺は戦うだけなんで、しっかりぶちのめしてヒーローが勝つところを見せたい。応援をよろしくお願いします」と漢気を見せた。

　YUSHIは公開練習でZENKIのことを、「見た目が刺青入って悪そうな感じ。子どもから見たら相手は悪者に見えると思うので、僕がヒーローになれるようにがんばります」と話したばかり。昨日行われた個別インタビューでは、朝倉未来が所属するトライフォース赤坂を練習拠点にしっかりと仕上げてきたことを明かした。どうやら、昨年のRIZIN大晦日大会の三浦孝太戦とは違う姿を見せる自信があるようだ。

　しかしながら、計量失敗で完全にヒールとなってしまったZENKI。そのヒールと対戦してもいいと不利な条件を飲もうとするYUSHI。もしも試合が成立してYUSHIが勝利をものにすることができれば、本当にヒーローになれるが、はたしてどうなるのだろうか。主催者の発表を待ちたいところだ。

【2人の近況】

“ホスト王”YUSHIは、ホスト界ナンバーワンを決める『宴』の14年軽量級チャンピオンで、キック戦績は7勝1敗。ボディビル大会にも励み、数々のコンテストで入賞している。昨年のRIZIN大晦日大会は、“キングカズJr”三浦孝太のデビュー戦の相手を務めたが、サッカーボールキックでTKO負けを喫した。

　対するZENKIは、幼少から喧嘩に明け暮れ、ストリートでは無敗を誇るファイターで、地下格闘技で実績を残してきたという。しばらくリングから遠ざかっていたようだが、久しぶりの試合でYUSHIの首を狙う。

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