【HEAT】皇治、激闘の末の延長判定負けに”勝ち”の支持多く、キックラストか継続か
5月7日(土)愛知・名古屋国際会議場にて行われた『HEAT50』のメインイベント、皇治(TEAM ONE)vsダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の試合は、 互いに譲らぬ激闘の末、延長戦3-0でダウサコンが勝利した。
ダウサコンはムエタイの元ラジャダムナンS.フライ級3位の上位ランカーで、元WPMF世界スーパー・バンタム級王者。その強豪に皇治は圧力をかけアグレッシブに攻め、ダウサコンは押されながらもミドルを蹴るなど的確に返していく展開。やや皇治が押した展開にも見えた。
しかし、本戦の判定は、ジャッジ杉村が30-29(皇治)、和田が30-29(ダウサコン)、大成が29-29と付けドローに。延長に突入。
延長に入ると再び皇治は再びアグレッシブに攻め、ワンツーから右ロー、前へ出てはパンチを放つが、ダウサコンのカーフも入る。中盤はダウサコンも接近戦に出て、パンチ・ヒザを入れたが、ラスト1分、ダウサコンは身体を預けてはヒザ蹴り一辺倒に。最後はまたも両者足を止めての打ち合いとなった。
延長判定は三者が10-9(ダウサコン)と付けた。
結果には、青木真也が自身のツイッターで「皇治兄貴の試合は本戦で1ポイントもしくは2ポイント差で勝ちでしょう。相手につくのは意味不明。流石に今回は災難だろう」とまで言い切った。
この試合動画は皇治のYouTubeチャンネルで配信されており、そのコメント欄には「延長の前で勝ってたような…」、「本戦勝ってた気がする」、「負けには見えなかった」などと判定に疑問の声が続く。
中には「終始プレッシャーかけ続けてたから皇治が勝ったように見えるんだけど、ダウサコンがパンチを上手く対処出来てたし、ドッコイドッコイの試合」、「僅差で皇治が勝ってるように見えたが、この展開ではどっちに判定がついてもおかしくないから、致し方ない」、「本戦は皇治の勝ちか引き分けに見えた。延長はタイ人の勝ち。コーナーが無いから相手が圧力をいなしながら有効打、特に右ミドル、ローキックで皇治にダメージを与えていた」のように、この判定を認める意見もあるが、ほぼ皇治支持だ。
この試合をキックルール最後と示唆していた皇治だったが、今大会への参戦発表会見では、K-1ファイター芦澤竜誠との試合もやり残していると語っている。今後の動向にも注目される。
なお、この試合動画は皇治のYouTube『皇治チャンネル』でアーカイブ配信されており、無料で観ることができる。さて、あなたの判定はどっち?
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